相鉄直通線は、現在数カ所で工事が行われています。相鉄沿線は開発の余地がありそうな雰囲気がある場所もけっこうあります。
一方、今回訪れた「新綱島駅(仮称)」は、東急東横線綱島駅が近くにあり、便利な東急東横線沿線が開発されないわけもなく、周囲はすでに数多くの住宅で埋め尽くされています。
「新綱島駅(仮称)」の予定地は、地上にタワーマンションの建設も予定されていて、あまり高い建物がないこの辺りの町並みに変化をもたらしそうです。
相鉄東急直通線について
相鉄都心直通線は、JR直通線と東急直通線に分かれます。工事が先に進んでいるのがJR直通線で、「羽沢横浜国大駅」や「西谷駅」は、両直通線にも関係する場所で工事もかなり進んでいます。
遅れる東急直通線
相鉄東急直通線「新綱島駅(仮称)」の開業は、当初2019年の予定だったのですが、2022年の下期に延期されています。
ただ2022年も再延期ということもあり得るでしょうが、周辺の人は複雑な心境なのかもしれません。相鉄との直通線ができると、新横浜まで乗り換えなく一駅で行ける点は大きなメリットです。
一方、相鉄との相互直通運転によって、朝の都心方面は状況客が増え、今以上の混雑が予想されるからです。
「新綱島駅(仮称)」の工事の進捗を周囲の人はどのように見ているのでしょうかね?
「新綱島駅(仮称)」の予定地
相鉄直通線「新綱島駅(仮称)」の予定地ですが、こんな感じで東急東横線綱島駅とは若干の距離があります。
出典 横浜市
そもそも日吉駅で合流して相鉄と東急がつながるわけですから、両駅が同じに位置にある必要はそれほどなさそうですから、離れていても問題はないと思う。
仮に直通運転がなくても、個人的にはこれぐらいの距離はたいしたことがないとは思いますが。
予定地の現在の様子
「新綱島駅(仮称)」の予定地の現在の様子を見に現地へ行ってきました。
現地は、このように工事用の囲いで覆われているため、なかなか中の様子までは見ることができません。
新駅をつくっているという看板も見えます。見えにくですが工期は平成32年(2020年)3月18日になっています。
道を渡ってみました。平成31年(2019年)11月25日まで相鉄・東急直通線のためのトンネル工事を行っているとの看板。
新駅もトンネルの工事の予定も、相鉄・東急直通線新綱島駅の開業予定よりもずいぶんと早くなっていますね。
駅は地下に作られますが、けっこうな広い土地があります。地上には再開発が行われる予定です。
今ではそんな面影は殆ど無いですが、この辺りは昔「綱島温泉」として都心から近い温泉地として賑わっていました。
都市生活ラボの地元ではないので、詳しいことは定かではありませんが、「入船亭(入船旅館)」があったようで、この旅館の跡地なのでしょうかね。
新駅周辺の再開発
「新綱島駅(仮称)」の周辺では再開発が予定されていて、新駅の建設にあわせて建設が進められる予定になっています。
現在の予定では2022年頃でしょうか、新綱島周辺のランドマークとなりそうな建物ができるわけです。
こちらが再開発の完成予定イメージです。共同住宅と区民文化センターと商業施設などができる予定です。
28階建てのタワーマンションが駅前にできるわけです。商業施設はスーパーなどができるのでしょうかね。
駅前で区の文化施設もあって、とても生活が便利ですね。近くには鶴見川もあるので、子供を遊ばせる場所もありますから、子育て世代にとっては興味深い立地です。
鶴見川はサイクリングコースもあり、そちらも少し走ってきましたので、その様子もあらためて紹介したいと思います。