2025年大阪万博決定からまだ1ヶ月も経っていませんが、IR計画地や万博会場となる夢洲に驚くようなビッグプロジェクトが飛び出してきました。
大阪メトロ中央線を延伸し、夢洲駅が計画されているのですが、その夢洲駅直結の超高層のタワービルの建設構想が発表されています。
その規模も現在の更地のような状態から考えると、とてつもなく巨大なもので計画を発表した大阪メトロの意気込みが感じられます。
動き出した大阪ベイエリアの開発ですが、万博決定によって湾岸エリアが劇的な変貌を遂げようとしています。
高さ275mのタワービルが夢洲に計画
大阪万博の会場となる夢洲ですが、現在は過去の負の遺産のように広大な更地が広がっています。
そんな夢洲ですが、2025年万博決定が決まり、続々と開発計画が浮上してきています。
大阪メトロ中央線延伸は万博が決定するとほぼ既定路線でしたが、今回のタワービル建設計画は予想以上の規模でかなりのサプライズです。
新たに建設されるのは計画されている夢洲駅に直結する、地上55階建て、高さが最高で275mのタワービルです。
大阪メトロ、万博会場「夢洲」まで延伸 1000億円超タワービル建設もhttps://t.co/Qp95aXkK8T
— 日刊工業新聞電子版 BizLine (@Nikkan_BizLine) December 21, 2018
総工費は1000億円を超える規模で、2024年の開業を目指しています。つまり、想定されるIR開業に合わせる形です。
まだ正式には大阪へのIR誘致が決定したわけではないのですが、他の候補地よりも一歩も二歩進んでおり、民間の開発計画が先に先行する形になっています。
万博決定によって、大阪湾岸エリアが再開発の一番ホットな場所になりそうな勢いになっています。
タワービルの斬新なデザイン
夢洲に計画されている超高層タワービルですが、そのデザインがとにかく斬新です。
出典 大阪メトログループ
中東のドバイなどで見かけるような、近未来を感じるデザインですよね! 日本ではこのような斬新なデザインのビルはほとんどないので、強烈なインパクトです。
夢洲へのIR誘致の成功が着工条件となり、ホテルやオフィス、商業施設が入ることが想定されています。
海外のIR事業者のトップが万博決定後に祝福のコメントを発表したり、大阪を訪れたりと、これで大阪にIRが来なかったらとんでもないバッシングが起こりそうな状況です。
高い確率で大阪IR誘致は成功するでしょうし、規模の違いはあるかもしれませんが、夢洲のタワービル建設も進められるでしょう。
地下鉄駅とは思えない夢洲駅のイメージ
夢洲のタワービルだけでなく、大阪メトロの今回の発表には夢洲駅のイメージも紹介され話題になっています。
地下鉄の駅とは思えない開放感のある大屋根で覆われた斬新な駅になっています。
出典 大阪メトログループ
超高層タワービルの右部分に水が流れるような構造がありますが、あの辺りは駅直上の大屋根になるのでしょうかね。
見えている車両も近未来をイメージするデザインで、大阪メトロがかなり本気で開発を行おうという意欲が伝わってきます。
大阪メトロではこのような動画も配信しており、動画を見ると「そこまでするか!」と思えるようなビジョンが目白押しになっています。
街を支えるインフラでも重要な地下鉄会社が、このような壮大なビジョンを披露してくれると、将来の大阪がさらに成長をするようなワクワク感がみなぎってきます。
[…] 大阪メトロが夢洲駅タワービルを建設へ 変貌するベイエリア […]