株式投資をされている方で、配当や株主優待を目的としている人はたくさんいます。株主優待は会社の株主になることで会社から何らかの特典を得ることができます。

 

株主優待券は、お米やクオカードがもらえたり様々な種類の特典がありますが、鉄道会社でも株主優待制度があり、いろんな特典があります。

 

主なものとして、鉄道会社の株主(一定の株式数が必要)になればこの株主優待券をもらうことができます。この株主優待券を使うことで、通常の乗車券などと比べて安い価格でチケットを手に入れることができます。

 

特にJR各社の株主優待券は、旅行や出張などで使い勝手がよく、実際に利用している人もたくさんいます。

 

ただ、ルールがけっこう複雑なのでしっかりとルールを知ることも大事です。ルールを知ることで、よりお得度の高いチケットを手にすることができるのです。

 

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JR株主優待券はフリマアプリや金券ショップでゲット

 

JR各社の株主優待券は、実際に株主になって株主優待を受けても良いのですが、それにはたくさんの資金が必要ですし、場合によってはその資金を失う場合だってあります。

 

そんなリスクを負うのは嫌だという人には、ヤフオクやメルカリなどのフリマアプリで手に入れることができたり、より確実なら街中の金券ショップの多くが販売をしています。

 

たしかに金券ショップなどで購入すると、その分の株主優待券のお得度が下がってしまいますが、よりお得に使うとなると、料金が高くなりがちな新幹線での利用がオススメです。

 

新幹線を使うとなると、JR各社でも東日本、東海、西日本、九州の4社がターゲットになるので、この4社の株主優待券のルールを見てみます。

 

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ルールが複雑な株主優待券

 

まず知っておきたいルールが、株主優待券というのは他の乗車券とは違い、割引が効くのがその会社の中のみで完結する列車に限ります。

 

つまり、JR東日本であればJR東日本管轄内、JR西日本であればJR西日本管轄内のみに適用されるわけです。普段JR各社がどの範囲まなのかを知らないという人も多いですから、株主優待券を買ったものの、希望の旅程では使えない場合も出てくるので注意が必要です。

 

例えば、東京からだと新幹線でもこんな列車の場合は注意が必要です。

 

  1. 東海道新幹線のぞみの広島・博多方面直通の列車
  2. 北陸新幹線東京〜富山・金沢間の列車
  3. 東北新幹線はやぶさの北海道直通

 

つまり、1ならJR東海、JR西日本をまたぐことになり、新神戸以西についてはJR東海の株主優待券が使えません。

 

また、2の場合はJR西日本とJR東日本をまたぎ上越妙高駅がまで、3の場合はJR東日本とJR北海道をまたぐため新青森までとそれぞれの管轄内でしか割引が効かないので注意が必要です。

 

このルールがあるので、できるだけ株主優待券の適用される長い距離で購入するのがお得になります。

 

 

他の割引との併用とその他のルール

 

JRの株主優待券は、他の割引との併用が出来ないのも注意が必要です。つまり、学割や往復割引などとは併用ができないわけです。

 

ですから、学生や単純往復の場合は、区間によってはわざわざ株主優待券を金券ショップで購入しても、まったくお得にならない場合もあるので無駄な努力にならないように。

 

ただ、株主優待券は1年中割引が使えるためほかの割引と比べてもかなり使いやすいのが特徴です。金券ショップの格安チケットや回数券ですと、年末年始やGW、お盆などの期間は使えませんが、株主優待券なら割引が適用されます。

 

実際、年末年始やGW、お盆が近づくと、株主優待券を買おうとする人が多くなり、金券ショップの相場が上がりがちなので、早めの購入を心がけましょう。

また、株主優待券には期限もありますので、期限切れにならないようにすることも頭に入れておきましょう。

 

 

株主優待券の相場と割引率

 

株主優待券ですが、JR各社によって細かいルールや金券ショップの相場は変わってきます。

 

  • JR東日本の場合

相場1枚あたり2000円~2500円
株主優待券1枚につき片道運賃が2割引、2枚まで同時使用可能なので、最大4割引にできます。

 

  • JR東海の場合

相場1枚あたり1000円
株主優待券1枚につき、片道運賃が1割引、2枚まで同時使用可能なので、最大で2割引にできます。

 

  • JR西日本の場合

相場1枚あたり4000円~5000円
株主優待券1枚につき片道運賃が5割引、ただし複数枚の同時使用不可。

 

  • JR九州の場合

相場1枚あたり2000円
株主優待券1枚につき片道運賃が5割引、ただし複数枚の同時使用不可。

 

株主優待券の有効な期間は、6月1日から5月31日までの1年間になります。有効期限の間際になるとヤフオクなどでは、たたき売りのように安く販売される場合もあるので狙ってみるのも良いでしょう。

 

こんな人もいるようですよ。

 

なお、株主優待券の期限はみどりの窓口できっぷを買うときに優待割引で購入できる期限になり、有効期限を過ぎでも、5月31日までに窓口に行けば6月30日までの日付の割引が適用された切符を購入することができます。

 

 

株主優待券をお得に使うのなら長距離でグリーン車がオススメ

 

JR株主優待券をお得に使うとなると、運賃や特急券が高くなる長距離区間、それもグリーン料金で割高となるグリーン車の利用が割引金額が高くなりオススメです。

 

グリーン車が普通車よりも安くなるということもありますが、株主優待券を使って普段は憧れのグリーン車に乗ってみましょう。

新幹線グリーン車の料金は高い 普通車より安く乗れる方法があるって本当?

 

より長距離の区間となると、北陸新幹線を絡めてJR東日本やJR西日本がターゲットになりそうですが、JR東日本の場合は、特急列車の割引が一列車に限られます。

 

そのため、東北新幹線と北陸新幹線を両方利用するとなると、より多くの株主優待券が必要になってきます。またグランクラスに利用することはできません。

 

そのため、新青森~東京や年末年始やGW、お盆なら利用価値もそれなりにありますが、それほどお得度は高くありません。

 

しかし、JR西日本の場合は、1枚の株主優待券で北陸新幹線、在来線特急、山陽新幹線の割引をすべて適用されることになるので、よりお得に旅行をすることが可能になります。

 

一番お得度が高くなるのが、上越妙高-金沢-新大阪-博多までの区間。この区間がグリーン車利用でも半額になり17,860円になります。しかも途中下車が可能です。

 

JR西日本はあまり関係がないと思っている関東在住の方でも、リッチにより安く周遊旅行を楽しむことだってできるわけです。ただ上越妙高駅がJR西日本の窓口がないため、関東在住の人は糸魚川駅などで株主優待券を使って購入する必要があります。

 

例えば糸魚川まで切符を購入し、糸魚川駅で博多駅までの切符を購入。7日間の有効期限内に途中、北陸、関西、広島、博多などの有名観光地を一気に楽しむ周遊旅行を楽しむことができます。

 

帰りは博多からLCCでサクッと安く成田まで帰って来れば良いですし、復路も株主優待券を使って別の観光地をめぐる長期間の旅も良いでしょう。

 

関西在住の人なら富山までサンダーバードや高速バスで行って、そこから株主優待券を利用。博多まで行くと、帰りはLCCや格安チケットで関西まで帰ってくるパターンもありますね。

 

途中、関西で途中下車して、自宅で泊まれば1泊分が節約できますし(笑)

 

もちろん北陸在住の方は、自然にこのお得な長距離切符を活用できますし、もうすでに株主優待券を使って旅行を楽しんだという人もいるでしょう。

 

なお、最初に日時・区間・クラスを決めてから全ての区間を買う必要がありますので、旅程はあらかじめ決めて置く必要があります。

 

最近ではインターネットを使ってJRでも格安に旅行をすることができるようになってきましたが、株主優待券を使えば、より優雅にお得に旅行を楽しむことができます。ぜひ一度試してみてください。