自転車で快適に走るなら、やはり川沿いの快適なサイクリングロードです。
以前多摩川サイクリングロード(略称多摩サイ)についても紹介をしたのですが、羽田空港からの下流域は一部整備面で不満もあるものの、道幅も広く快適性は高めでした。
鶴見川沿いは初めて走るのですが、思った以上に快走でき、次回は全コースを走破したいと思わせるようなサイクリングロードでした。
鶴見川サイクリングロード・コース
鶴見川サイクリングコースをウィキペディアで調べてみると、「神奈川県横浜市都筑区川向町にあった、第三京浜高速道路橋[1]の下から横浜市青葉区鉄町の常磐橋まで鶴見川の左岸に沿う全長11.8kmのサイクリングコース」と紹介をされています。
鶴見川サイクリングコース
行政の区分では、鶴見川サイクリングコースというとこの区間だけを指すのでしょうが、実際には自転車で快適に走ることができるコースはもっと広範囲に広がっています。
こちらのサイトで紹介されているように、実際には大きく分けて、「中央部」・「河口部」・「上流部」の大きく3つのエリアに分かることができ、さらに早渕川や恩田川という鶴見川の支流も含められるようです。
今回試しに走ったのは、ちょうど中央部付近と少し河口部も含まれそうな箇所です。
サイクリングロードによっては不満も
サイクリングロードは各々良い点もあれば、悪い点もあります。例えば歩行者が多すぎて走りにくい。
多摩サイなんかはまさにそうです。
しかし、そもそも多摩サイは自転車専用のサイクリングロードではなく、歩行者も利用する生活空間ですから仕方ありません。そんな場所では大前提で自転車は歩行者優先で走ることが必要ですから。
また、大阪の淀川サイクリングロードでは、サイクリングを楽しむ人からとても嫌われているものがあります。
それはこんな車止め。
これが、自転車どころか歩行者も殺しにきてる淀川サイクリングロードの車止め。
もうちょい手加減してくんないかな…?( ;´Д`) pic.twitter.com/G4PPKoTvZW— こま松@祝映画化‼︎ (@koma28281) July 31, 2018
車止めがほんの少しだけ設置されていれば、まだ不満も少ないのでしょうが、淀川の場合はこの車止めが上流は少ないものの、中流域からはバンバン現れてきます。
できればこちらのツイートのように、写真左のタイプではなく右のタイプだとストレスも軽減されるのですが。
鳥飼大橋の下の淀川サイクリングロード右岸に車止めが新しく出来てました。
今までは写真左の車止めだけで、雨が降ると水たまりが出来て靴も自転車もドロドロになってたので良かったです。 pic.twitter.com/d0Uo9eIX3r— ひろまる@美味しいメーカー (@hiromarucook) December 13, 2017
バイクの侵入を防ぐという意味では、右のタイプで十分のような。左のタイプは自転車のリアディレイラーが当たりやすく、けっこう神経を使いますから。
香港やソウルや釜山のサイクリングロードを走ったこともあるのですが、本当にキレイに整備されていて自転車で快適に走ることができます。
日本のサイクリングロードの整備ももう少し充実してほしい気がします。
鶴見川サイクリングロードを実際に走ってみた
いろいろ不満の多い日本のサイクリングロードですが、鶴見川はどうなのでしょうか?
今回たっぷりと時間があったわけでもないので、鶴見川サイクリングロードのごく一部区間しか走ることができませんでしたが、非常に快適でした。
まず十分な道幅があることが好感が持てます。こんな感じで。ちなみに奥に見える目立つビルは新横浜プリンスホテルです。
欲を言うと両サイドにある草を刈ってくれるともっと広々としそうですが。
ランニングを楽しむなど人がそれほど多くないのは、自転車を走る者にとっては助かります。時間帯は日曜日の午後でしたが、休日の午前中はもう少し人が多いかもしれません。
鶴見川左岸をしばらく走っていると早渕川に当たります。鶴見川を走るには早渕川を少し上がり橋をわたることになります。
早渕川をずっと走れば、東急田園都市線・横浜市営地下鉄のあざみ野駅まで行けるので、輪行をすればかなり行動範囲が広がりそうです。
鶴見川のサイクリングロードは、淀川のような車止めがあまりないので快適性は高いです。ただ、ここから下流に向けては車止めが多くなりますし、人も徐々に増えてきますので徐々に神経を使って走る必要があります。
今回一部ですが、鶴見川サイクリングロードを走ってみましたが、次回は一部ではなく自転車道が続く限り上流~下流へと走ってみたいです。