2019年春に開業を控えたおおさか東線の全線開業ですが、北側区間の放出~新大阪間の工事も終盤という感じになってきています。

 

全線開業が近づいているおおさか東線ですが、JR西日本が先日その運行体系を発表しました。

 

決定した運行体系ですが、おおかたの予想通りという感じで特別大きなサプライズもなかったという意見も多かったでしょうか。

 

新大阪と奈良を結ぶ「直通快速」も運行されることになったのですが、その本数に関してはちょっと残念な面もあります。

 

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新大阪~久宝寺間の普通列車

 

おおさか東線の全線開業によるメリットですが、新大阪から大阪市東部や東大阪、八尾などへのアクセスが向上します。

 

現在、例えば放出駅から新幹線に乗るために新大阪へ向かうとなると、学研都市線で京橋まで行き環状線に乗り換え、大阪駅で下車して京都線に乗り換え新大阪へ向かうことになります。

 

私も同ルートを経験したことがありますが、とても面倒で距離に対して時間もかかります。

 

これがおおさか東線が全面開業することによって、放出駅から新大阪へは乗り換えなしで行くことができて、所要時間がおよそ20分になり短縮されることになります。

 

停車駅は以下のようになり、直通快速が一部時間帯などで運行されますが、基本的には久宝寺から新大阪までは普通列車だけの運行になります。

 

出典 西日本旅客鉄道株式会社

 

また、JR野江から南吹田までの新駅ですがいずれも普通列車だけが停車せず、おおさか東線を頻繁に利用する大阪近郊の人にとっては、普通列車の本数や所要時間、さらに運賃などに興味を持つはずです。

 

その普通列車ですが、新大阪~久宝寺間で平日上下線の合計で134本が運行されます。早朝と深夜を除き、1時間あたり上下各4本の運行が基本になります。

 

JR西日本の各線でおなじみの15分の1本の割合で運行されることになります。北側の新駅周辺の利用者の感覚では、地下鉄や阪急に乗り慣れている人にとっては、やや運行本数が少ないかなと感じるかもしれません。

 

城北公園通周辺の鉄道空白地帯周辺では、また捉え方が違うでしょうが。

 

所要時間は新大阪~久宝寺間がおおむね35分。新大阪~放出間はおおむね20分になります。城北公園通駅から新大阪までは15分を切りそうですね。

 

 

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新大阪と奈良をむすぶ直通快速も運行

 

おおさか東線全線開業することで、新大阪から奈良までのアクセスが良くなることも大きなメリットです。

 

関西の鉄道のゲートウェイとなる新大阪から、世界遺産で世界的にも有名な観光地の奈良を直接結ぶ意義はとても大きいでしょう。

 

直通快速は新大阪~奈良間をおおむね60分で結ぶのですが、おおさか東線内では放出、高井田中央、JR河内永和の各駅に停車します。

 

放出駅で学研都市線、高井田中央で大阪メトロ中央線、JR河内永和で近鉄奈良線とそれぞれ乗り換えができます。

 

直通快速の停車駅に関しては、阪急や京阪の乗り換えもできそうなJR淡路駅やJR野江駅も停車するのではないかとの予想や希望もあったのですが、そちらはスルーされています。

 

特に阪急淡路駅は特急列車の停車駅でもありますので、停車すると利用者にとっては良いのでしょうが、JR淡路駅から阪急淡路駅まで距離が多少あるため、それほど多くの人が乗り換えはしないかもしれません。

 

 

「直通快速」の本数はちょっと残念

 

新大阪から奈良へのアクセスが良くなることが期待されるおおさか東線の全線開業ですが、便利な直通快速の本数はちょっと残念かなという印象があります。

 

直通快速は平日朝の奈良発4本と夕方新大阪発4本が運行されます。週末の土曜・休日は朝に上下各2本、夕方にも上下各2本運行されます。

 

この本数に関しては、従来までの利用を考えるとかなり妥当だとは思いますが、最近は訪日旅行客などが曜日を問わず訪れますし、日本も働き方改革や現役世代が引退することなどで平日に奈良を訪れるのが増えそうな予感もします。

 

そうなると、もう少し快速列車の本数があっても良いのかなという期待もありましたが、JR京都駅でJR奈良線や近鉄京都線、難波から近鉄奈良線やJR大和路線でアクセスできることを考えると需要はそれほどないのかもしれません。

 

今後の需要によっても運行体系は変化するでしょうし、おおさか東線は、新大阪から先の梅田新駅や将来のなにわ筋線につながることも考えると魅力的な路線です。