日本の新幹線は1時間に何本も運行され、しかも時間が正確でとても便利です。

 

新幹線が便利なのはとても素晴らしいのですが、海外と比べるとその運賃が割高なのがちょっと残念な点。

 

ホリエモンとひろゆきの対談の中で、日本の新幹線のチケット代が高すぎることが話題になっています。

 

 

新幹線に限らず、日本の公共交通機関の運賃は海外と比べると割高だといわれていますが、日本で暮らしているだけだととその違いに実感がわかないでしょう。

 

日本の新幹線は海外の鉄道と比べるとどれほど高いのか、いろいろ比べてみました。

 

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日本の新幹線のチケットは高いという主張

 

日本の新幹線のチケットは高すぎるとホリエモンと元2ch管理人のひろゆきが雑誌の対談で語ったことで賛否両論が巻き起こり話題となっています。

 

ホリエモンとひろゆき氏「新幹線は高い!」日本は運賃高くて移動しにくい?

THE PAGE

 

日本の交通機関の運賃は高いとの批判は日本人よりも、日本へ訪れる外国人からよく声が聞こえてきます。

 

今日本へ訪れる周辺アジア諸国と比べると物価がそもそも違うので、運賃も高くて当たり前と感じる人もいるっでしょう。

 

また、需要と供給の関係で東海道新幹線を代表する新幹線は、そもそも需要が勝っておりそもそも供給が追いついていないため、受給を考えると高いのが当たり前という考え方をする人もいます。

 

日本の新幹線のチケットは高いとしても、海外の鉄道と比べるとどれくらいの違いがどれくらいあるかも大事ですので、次にいろいろな海外の鉄道の料金を探ってみました。

 

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新幹線と海外の鉄道料金の比較

 

上記で紹介したTHE PAGEの記事の中では、フランスのパリからベルギーのブリュッセルまでの鉄道運賃は事前予約であれば3500円程度である点がひろゆきから紹介をされています。

 

この運賃を例にとっていかに日本の新幹線が高いかを紹介しているわけです。

 

パリからブリュッセルの距離は東京から名古屋までと同程度で、新幹線の場合は通常1万円以上することを考えるとたしかに新幹線の高さが際立ちます。

 

韓国の高速鉄道との比較

 

韓国にはKTXという高速鉄道があります。KTXのソウルから東大邸までは約293kmで東京から名古屋間と似たような距離ですが、料金は42,500ウォン(約4,230円)とかなり安くなります。

 

韓国の物価はスーパーなどを行くと、物にもよりますが、日本とそれほど変わらないような印象を受けます。

 

昔は日本の物価のほうが韓国よりずっと高かったのですが、日本のデフレやウォン高によってかなり日本に近づいてきました。

 

他の物の比較すると、日本の新幹線の料金は割高感を感じます。また、高速鉄道だけでなくソウルの地下鉄の料金も日本よりもかなり安いです。

 

中国の高速鉄道との比較

 

中国には「高鉄」という高速鉄道があります。上海から南京が約300kmと東京から名古屋間と似たような距離です。

 

上海からから南京まで、新幹線の普通車に相当する二等車の料金がバラツキがあるものの、高くても200元弱(約3,300円)になります。

 

中国の物価は高級品などは日本とそれほど変わりませんが、一般的にはかなり安いです。外食もそもそも量が多くて日本の半分くらいの値段かなと感じる場合もあります。

 

日本と中国の物価の差を考えても、新幹線の料金は割高ですが中国の高速鉄道も決して安いという感じではありません。

 

なお、中国は列車種別により運賃にかなりの違いがあり、遅い列車だとおそろしいほど安いという場合もあります。

 

台湾の高速鉄道との比較

 

台湾の高速鉄道は「台湾高鉄」です。日本の新幹線N700系をベースにした車両のため、料金の差がどれくらいあるかの対象としては一番良いかもしれません。

 

首都台北から南部の台南まで約300kmですが、普通車両の運賃は1,350台湾ドル(約4,930円)になります。

 

日本の新幹線の半額以下という感じです。台湾と日本の物価の差は近づいてきてはいますが、それでもまだあります。

 

ただ、日本が台湾の2倍とまではいかないため、少し新幹線の割高さを感じます。

 

欧州の高速鉄道との比較

 

欧州はアジアの国と異なり為替相場や国にもよりますが、日本よりもむしろ物価は高めです。

 

欧州と日本の高速鉄道の比較ですが、正規料金はむしろ欧州の方が高い傾向にあります。

 

 

欧州は北部ほど物価が高く、南部は物価が安めという大まかな傾向がありますが、ロンドンとパリを結ぶユーロスターを筆頭に変更可能なきっぷの1キロ当たりの料金が日本の新幹線より高い高速鉄道が多いものが目立ちます。

 

スペインのAVEとイタリアのフレッチャロッサなどだけが新幹線よりも正規料金が安めです。

 

正規料金がおおむね新幹線よりも高めの欧州の高速鉄道ですが、割引運賃となると事情が異なり逆に新幹線の割引運賃よりもグ~ンと安くなります。

 

最も鮮明なのがユーロスターです。正規料金は新幹線のおよそ倍ぐらいはかかるものの、割引運賃は新幹線よりもかなり安いものがあります。

 

安い時期ならロンドン発パリ往復きっぷの片道分が35ポンド(約5000円)、片道きっぷを単体で買っても40ポンド台ですから新幹線と比べるとかなりの割安感があります。

 

しかも欧州では正規料金でなく、事前購入が当たり前という傾向があり、日本のように割引運賃が少し貧弱で利用する人が少なめなのとは事情がかなり異なります。

 

さらに条件によってはこんな衝撃的な運賃にもなります。

 

 

立ち乗り席ならパリとベルギーブリュッセル間が10ユーロ(約1,300円)という驚きの安さです。

 

新幹線は乗車率100%を超えて立ち乗りの場合もたまにありますが、立って乗ろうが同じように正規料金がかかるのと比べると雲泥の差になります。

 

ホリエモンもひろゆきも新幹線が高いことを批判するのは、結局は運賃の柔軟性がないことだと思います。

 

飛行機はLCCの登場や旅割や先得などの割引運賃の導入によって、海外との比較であまり差がなくなっていることを考えると、日本の鉄道運賃にも変革が必要でしょう。