最近は鉄道会社各社で座席指定列車の導入が進んでいます。

 

ラッシュ時などに有料でも確実に座ることができることは、多くの人にとってメリットがあり高いニーズがあります。

 

そんなニーズに対応するように京王電鉄でも座席指定列車「京王ライナー」が来月2月22日(木)のダイヤ改正に誕生します。

 

座席指定券の料金や停車駅、特に調布駅を通過させることに対して驚きの声も多いです。ただ「京王ライナー」のダイヤが発表され正直残念だったという人も多いはずです。

 

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「京王ライナー」の車内設備と指定席の料金

 

京王電鉄初の座席指定列車「京王ライナー」は新型車両5000系によって運行されます。

 

プロモーション動画も公開されていて、京王の意気込みの高さを感じます。

 

座席はロングシートを回転させることでクロスシートになるタイプで、こちらの有料座席車両と比べるとプレミアム感はあまりありません。

 

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気になる指定席券の料金ですが、乗車券の他に指定席券として1席400円(小児同額)。ただし、車内で指定席券を購入する場合は700円と割高になります。

 

京王の路線はあまり距離が長くなく所要時間も短いため微妙な値段です。500円なら高いと感じ、300円なら京王も頑張ったなというレベル。400円はその中間で妥当な価格かもしれません。

 

首都圏の鉄道は混雑率が高いため、高級感のある車両よりもとにかく座れることにプレミアム感があります。

出典 京王電鉄株式会社

 

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そのため座席に座って、パソコンで仕事をして時間を節約したり、睡眠不足を補うために眠ることができます。

 

ゆっくりと読書をしたり、音楽を聞いたり英会話の勉強をしたりと貴重な時間を過ごすことをお金を出してもほしいという人が多いので、この値段でも良いのでしょう。

 

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「京王ライナー」の運行区間と停車駅

 

「京王ライナー」の運行区間ですが、新宿~京王八王子間と新宿~橋本間の下りのみになります。

 

運行時間帯も終日運行されているわけではなく、平日・土休日ともに夜時間帯を中心に運行をされます。

 

停車駅はこんな感じ。京王本線と相模原線両方の特急と準特急が停車する京王の主要駅である調布は通過することになります。

出典 京王電鉄株式会社

 

調布が停車しないことでネットなどでちょっとした騒ぎになっています。

 

調布を停車しないことにしたのは、いろんな要因があるでしょうが、新宿から調布まで準特急で15分程度ですから有料での乗車があまり見込めないと思ったかもしれません。

 

京王としては、八王子方面でJR中央線と多摩センターなどで小田急と激しく競争をしていますからより競争が多い区間の速達性を重視したのかもしれません。

 

なお、有料の座席指定券は新宿~府中、新宿~京王永山のそれぞれの区間で必要ですが、府中と京王永山以降で乗車すると料金のかからない座席になります。

 

「京王ライナー」の時刻表

 

「京王ライナー」の運行は平日・休日とも下りの夜の時間帯での運行となり、詳細な時刻表は以下のようになります。

 

平日 新宿→八王子

出典 京王電鉄株式会社

 

平日 新宿→橋本

出典 京王電鉄株式会社

 

平日が20時台から運行が始まり、京王八王子行きが毎時0分の発車、橋本行が毎時30分の発車(0時台だけ20分の発車)で合計10本運行されることになります。

 

時間帯を考えると明らかに仕事帰りのお疲れモードのビジネスパーソンをターゲットにしています。

 

一方休日のダイヤはこんな感じ。

 

休日 新宿→八王子

出典 京王電鉄株式会社

 

休日 新宿→橋本

出典 京王電鉄株式会社

 

休日は運行時間が早くなり17:00から21:00台まで。毎時0分京王八王子行き、毎時20分が橋本行になります。

 

こちらは新宿や都心にショッピングなどに出かけられた人がターゲットでしょうか。

 

京王ライナーへの不満点

 

有料座席導入で話題となっている京王ライナーですが正直少し期待ハズレだったという人も少なくないでしょう。

 

まず不満点としては、下りのみで上りの設定がないこと。

 

通勤時間帯の朝のラッシュ時は、多くの人が有料でも座って通勤をしたいだけに、朝の時間帯の運行がないのは残念です。

 

ただでさえ通勤時間帯の列車運行本数が多く遅れがちのダイヤになっているので、仕方ない面もあるでしょうがね。

 

また休日の夕方は逆に上り電車でも有料座席利用のニーズはあると思います。例えば高尾山等でハイキングした後にちょっと食べ物を食べたいという気持ちはあるでしょうし、ゆっくりと休みたいというのもあるでしょう。

 

逆に休日の朝の下りでも早く目的地に着きたいという気持ちもあるでしょう。

 

京王からすると高尾までの運行や週日運行などはリスクもあるので、なかなかすぐには踏み込めなかったのかもしれません。

 

今後の利用率を見ながら、京王ライナーを増発することも考えられるので期待を持ちながらその動向を見守っていきます。