都市生活ラボでも、世界最長の海上橋である「港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし、英: Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge)」については建設中の時にコンクリート強度偽装について触れました。

 

世界最長の海上橋「港珠澳大橋」にコンクリート強度偽装の可能性

 

コンクリート強度偽装などで多少の不安はあるものの、この巨大な大橋を渡って、中国本土の珠海から香港へ実際に行ってみました。

 

海で隔てられたマカオ・珠海から香港のアクセスが格段に良くなった事を実感できました。

 

スポンサーリンク

従来は香港からマカオは船でアクセスする必要

 

港珠澳大橋ができるまでは、香港からマカオやマカオに隣接する珠海に行くのには、高速船などを利用する必要がありました。

 

日本からマカオまでの直行便はあるものの、フライト数は圧倒的に香港が多いため、マカオが目的地であっても香港に入国するのが一般的です。

 

香港からマカオまでは、九龍島、香港島、香港国際空港などから高速船が出ていますが、所要時間はおよそ1時間ぐらいが必要です。

 

また、鉄道やバスと比べると便数がやや少ないイメージがありますし、料金も香港国際空港からだと250香港ドル以上(4000円程度)なのでちょっと痛手です。

 

何よりも船なのでかなり揺れるので、船酔いする人にとっては嫌な時間を過ごすことになるのも問題点です。

 

今でも香港とマカオなどを結ぶフェリーでのアクセスはあるものの、港珠澳大橋を通ってリムジンバスで行き来することができるようになり、料金や時間ともにとても便利になりました。

 

 

スポンサーリンク

港珠澳大橋の規模

 

港珠澳大橋は、香港と中国本土の珠海、マカオ(澳門)を結ぶ世界最長の海上橋です。その長さですがなんと全長55km!

 

この長さですが、名神高速道路西宮ICから、京都南ICを超えて京都東ICに迫ろうかという距離になります。

 

そんな距離を片道3車線(合計6車線)がずっと続くわけですから、どれだけの規模であるかは想像ができるかと思います。

 

正直、通った感想ですが「よくこんなものを造ったな」という印象の一言です。

 

 

港珠澳大橋を実際に渡って珠海から香港口岸へ

 

実際に中国広東省珠海から、港珠澳大橋を渡って香港へと行ってみました。途中出入国ポイントとして、「港珠澳大橋珠澳公路口岸」と「港珠澳大橋香港口岸」を通ることになります。

 

今回の香港・広東省の旅で、この他にも香港と深圳を結ぶ「羅湖口岸」、「福田口岸」、「深圳湾口岸」、マカオと珠海を結ぶ「拱北口岸」を通過したことになります。

 

どの出入国ポイントも巨大で、多くの人が陸路国境を行き来する様は、陸路国境のない日本人にとってはとても興味深いものでした。

 

珠海では宿泊したホテルからバスで口岸へ向かいます。バスは口岸まで直通のバスが激混みだったので九州港で乗り換えをします。

 

九州港から乗ったバスはスムーズに進み、口岸へ到着をします。いつものようにとにかくビックリするほどの大きさです。

 

珠海公路口岸では混雑を予想していたのですが、それほど混んでいなくて思った以上にすんなりと出国手続きを終えることができました。

 

バスを待つ場所にはこんな看板が。港珠澳大橋を渡ると香港ディズニーランドもすぐです。

 

口岸からはバスに乗車。待っている人も多いのですが、バスは頻繁に出発しているのでそれほど待たずに乗車することができました。

 

大橋から対岸のマカオや珠海が見えます。

 

バスの車窓から。交通量はまだまだ少ないです。片道3車線ではなく、2車線でも大丈夫のような感じもしますが、将来の需要を考慮して、大きめの物を造っているのでしょう。

 

途中香港国際空港を左手に見え、港珠澳大橋香港口岸へ到着しました。空港からは少し離れていて、ここで入国審査になります。

 

入国を終えて、バス乗り場に向かいます。香港のおなじみの2階建てバスがズラッと並びます。

 

空港、九龍、香港島はもちろんですが、新界の郊外へ向かうバスも数多くあります。この時は元朗へ向かいました。