関空の対岸りんくうタウンは、かつてはバブル崩壊の影響も空き地が目立つような時期もありました。

 

大阪では近年は訪日外国人旅行客が増え続け、昨年はついに1000万人の大台を超え1100万人にのぼる盛況ぶり。

 

 

都市生活ラボでも幾度となく大阪のホテル建設計画についてご紹介をしてきましたが、その状況が大阪市内にとどまらずりんくうタウンまで及ぶようになってきました。

 

関西空港から近く、空港アクセスの利便性は高いものの観光には少し不便には感じる場所ではありますが、人気は高いようです。

 

深夜早朝便を利用する際に空港に近いのはメリットであり、今後りんくうタウンにホテルの客室数が増えることで、相乗効果で深夜早朝便がさらに増えるかもしれません。

 

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りんくうタウンで相次ぐホテル進出

 

りんくうタウンでホテルの進出が相次いでいるというニュースです。

 

 

日本経済新聞の記事によると、次のホテルの進出の例が上がられています。

 

  • ホワイト・ベアーファミリーが「ホテルWBF」(仮称)を建設
  • 南海電鉄が18年3月に「ハタゴイン関西空港」を開業

 

出典 日本経済新聞

 

その他にもHISの「変なホテル」も進出を検討しているという例も上げられ、りんくうタウンも含めて泉佐野市の客室数が大幅に増えることになります。

 

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現在のりんくうタウンに立地するホテル

 

現在りんくうタウンに立地するホテルは次の3つのホテル。

 

  • スターゲイトホテル関西エアポート
  • 関西エアポートワシントンホテル
  • THE PREMIUM HOTEL RINKU

 

「あれ?あのホテルは?」と感じる人もいるかもしれませんが、スターゲイトホテル関西エアポートは元々は「全日空ゲートタワーホテル大阪」として開業をし、事業承継をし現在のホテル名になりました。

 

256mの超高層ビルの立派なホテルで、元々の計画では2つのツインビルになる計画でした。

 

計画が不況により頓挫し、さらに全日空ゲートタワーホテル大阪も赤字を垂れ流すような状態で悪いイメージばかりが目立っていました。

 

当時を考えると、これ以上りんくうタウンにホテルが増えることはちょっと難しいイメージもありましたが、インバウンドで盛り上がることによって、その流れが一転しました。

 

りんくうタウン以外の空港に便利なホテル

 

関空は沖合の人工島に建設される空港のため、「ホテル日航関西空港」や「ファーストキャビン関西空港」が空港島に立地しています。

 

空港島はホテルの立地場所も限定されますし、賃料なども高額のためホテル進出は難しいものがあります。

 

空港島から一番近くとなるとりんくうタウンになりますが、りんくうタウン以外にも空港まで至近のホテルは何回泉佐野駅やJR日根野駅周辺にいくつかあります。

 

ホテルによっては関空までの無料送迎を行っている場合もありますし、関空からは深夜にりんくうタウンや泉佐野駅へ向かう深夜バス、早朝には日根野駅・泉佐野駅・りんくうタウン駅から関空へ向かうバスがあります。

 

LCCなどでは深夜早朝に発着する便も多く、これらの便を利用するには空港周辺のホテルはとても便利です。

 

関空の深夜早朝便はさらに増えるかも

 

関空は日本では数少ない24時間オープンの国際空港です。

 

海外では当たり前の“年中無休”の空港ですが、日本では空港から都心までのアクセスがなかったり、タクシーが高額なためなかなか普及をしていません。

 

関空も深夜早朝便はあるもの、海外の巨大空港と比べるとまだまだ寂しい状況です。

 

例えば日本よりインバウンドで先行するタイバンコクのスワンナプーム空港もこのように早朝5時前にもかかわらず多くの人で賑わっています。

 

 

街中までのタクシーも格安ですし、地元の人は車で気軽に行き来したり、空港周辺にもたくさんホテルがあるのでこのような早朝から大盛況になります。

 

関空も一気にココまでとは行きませんが、難波や梅田に向かう深夜早朝バスが運行され、さらにりんくうタウンなど空港周辺のホテルが充実することで、より深夜早朝のフライトが設けやすくなります。

 

空いている深夜早朝には空港の着陸料を値下げするなどの航空会社にとってメリットのある制度があったり、朝早くに現地に到着したり、逆に夜遅くに現地を出発したりと時間の節約ができるフライトが組みやすくなります。

 

良い時間帯はたとえLCCでも価格が高騰気味の関空ですから、りんくうタウン周辺のホテル進出が相次ぐことで深夜早朝便を利用したいという需要は増えるはずです。