昨年に大阪へ初進出することが決まっていたWホテルですが、その外観イメージが昨日発表をされました。
「マリオット・インターナショナル」が展開するブランドのひとつで、個性あふれるデザインホテルとして知られる「Wホテル」が、2021年2月に大阪・南船場に「W OSAKA」を開業する。https://t.co/WJ6eZksDww pic.twitter.com/9jTYQCykqE
— Lmaga.jp (@lmaga_jp) January 11, 2018
外観はこれまでのホテルとは一線を画するようなクールなデザイン。
Wホテルの主要な客層と考えられている、デザインにこだわりを持つビジネストラベラー(個人客)にフィットする外観です。
心斎橋に建設される「W OSAKA」は、日本だけでなく世界からも注目されるホテルになりそうです。
「W OSAKA」の斬新なイメージ
積水ハウスは、ホテル運営会社「マリオット・インターナショナル」とタッグを組み、大阪に同社の最高級ブランドホテルのひとつWホテルを展開します。
Wホテルはデザイン性の高さが特長のホテルですが、今回発表をされた外観イメージはまさにその特長通りの斬新なものでした。
出典 積水ハウス株式会社
デザインは斬新ですが御堂筋のブランドショップの路面店が多く立ち並ぶ辺りに建設され、周囲の雰囲気ともマッチしそうな外観です。
Wが目を引きますね。ウエスティンの「W」ではありません。
場所はこちらになります。
大阪の最高級ブランドホテルというと、リッツ・カールトンやセントレジスを真っ先に思い浮かべますが、場所は南船場。御堂筋沿いで長堀通より少し北に歩いた位置になります。
予定地は現在はコインパーキングですが、Wホテルが建設されると周囲の雰囲気もガラッと変わるかもしれません。
W OSAKAの建設予定地の現状 ※写真2枚目はヨドコウビルの手前
オフィス街の色が少し濃くなりますがすぐ裏手には大阪有数の派手ビル「オーガニックビル」がある。そんな場所です pic.twitter.com/M0ME9VGLb6— しょーけん@ビル景 (@bbbuilding100) January 10, 2018
全国的にはあまり知られていませんが、近くには個性的なデザインの「オーガニックビル」もあります。周辺はコンセプトストアなどのファッションビルも多いお洒落な雰囲気はあります。
今回注目されるのは、安藤忠雄が設計顧問として参画している点です。
世界的な建築家として名高い安藤忠雄ですが、新国立競技場問題でマスコミに叩かれ、最近は少し影が薄くなっていました。
中之島に建設構想があるこども図書館では少し脚光を浴びましたが、今回久しぶりにクローズアップされることになります。
「W OSAKA」の規模ですが、地上27階で高さ117mの超高層ビルになります。
最近は超高層ビルなどの上層階に高級ホテルが入居するケースがほとんどですが、「W OSAKA」は超高層ビル1棟まるまる最高級ホテルということになります。
客室数は337室を予定し、、「エクストリームWOWスイート(1室)」、「WOWスイート(2室)」などの含めた50室のスイートが設けられる計画です。
クラブフロアやラウンジなどの詳細は明らかになっていませんが、普段SPGを中心に宿泊する人にとってはかなり気になるところですね。
宿泊料金は最近の大阪のホテルの稼働率の高さや高級ホテルが不足しがちな理由もあり、1泊数万円のかなり強気なものになってくるでしょう。
廉価版ブランド「アロフト」の進出もして欲しい
大阪に最高級ブランドホテルが不足しているのは事実ですが、最近はホテル宿泊料金が高騰しているため、なかなか希望のクオリティのホテルに宿泊できないという人もいるでしょう。
SPG(スターウッド・ホテル&リゾーツ・ワールドワイド系列)の中ではWホテルと同様にデザイン性の高さがウリの廉価版ブランド「アロフト」も個人的には進出をして欲しいです。
SPGなどの高級ホテルのブランドの位置づけなどはこちらで紹介をしています。
「アロフト」は、日本にまだ進出をしていませんが、お隣の中国では数多くの都市で展開をしています。広東省周辺だけで5つもあるぐらいです。
廉価版ブランドのアロフト、他にフォーポイント、エレメントなどがたくさん進出されれば、宿泊数を稼ぎやすいですし、繁忙期などの宿泊費が激高になる時でも選択肢が増えますからね。
W OSAKAも都市生活ラボのような庶民では、なかなか簡単には宿泊できないような料金になるでしょうから、せめて無料宿泊として泊まってみたいものです。