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関西の鉄道会社といえば、JR VS 私鉄、大阪市営地下鉄 VS 私鉄など犬猿の仲が顕著でした。

 

鉄道会社同士公共のために鉄道ネットワークを考えるのではなく、それぞれの利害が先行した開発が目立っていました。

 

そんな阪神電鉄とJR西日本が共同で複合ビルを建設することで合意したというニュースが流れてきました。

 

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阪神とJR西日本が共同で大阪市福島区に複合ビル開発

 

阪神電鉄とJR西日本が共同で複合ビルを開発するのは大阪市福島区の大阪環状線福島駅の駅前。大阪駅から一駅で、駅間距離も短いためかなり便利な場所ではあります。

 

そこにこんな感じの複合ビルの建設計画が発表されました。

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出典 JR西日本プレスリリース

 

計画地はここです。

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この場所で思い出したのは、とある番組のロケでSMAPのメンバーがUSJに行った後に「かく庄」というお込み焼き屋に立ち寄ったことを思い出しました。

 

かく庄

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27032642/

 

あの時は、「またみんなで来よう!」なんて言っていましたが、そんなことはもうけっしてないでしょうが。どうでも良い話ですが(・.・;)

 

ここに地上12階建ての複合ビルの建設計画が発表をされています。ビル自体は12階建てで高さや規模からしても、いたって平凡なのですが、注目点は次の2点。

 

  • 土地の形状が狭くて開発に不向き
  • 阪神電鉄とJR西日本の初めての共同開発

 

上記の地図でも表示したように土地は、とても狭くて広さもありません。現在はたしか駐車場として利用されていたような記憶があります。

 

この計画地は阪神とJR西日本がそれぞれ所有をしており、両者の土地を合わせて共同で複合ビルの開発をすすめることが合意されました。

 

それぞれの土地だけでは大したものができなかったのでしょう。両者の土地を合わせてようやく、ビジネスに見合う複合ビル建設の目処が立ったのでしょう。

 

このように今回のニュースで最大の驚きは、阪神電鉄とJR西日本が初めて共同開発をして複合ビル建設をすすめることになったことでしょう。

 

 

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関西の鉄道会社同士は仲が良くない!?

 

福島駅といえば周辺には阪神福島駅とさらにJR東西線の新福島駅があります。

 

環状線福島駅と阪神福島駅は少し歩いて距離がありますが、一応乗り換えで利用することはできます。

 

ただ、JR東西線の新福島駅と阪神福島駅は隣接しているのにも関わらず、乗り換えのためにはいったんそれぞれ地下から地上へ上がって、もう一度地下にまで降りなければなりません。

 

両駅との間にはさらに「なにわ筋」という大きな通りが存在しており、乗り換えのためにさらに信号待ちをしなければならない場合もあります。

 

ここには今話題になっている関西空港へのアクセスの「なにわ筋線」の建設計画が将来あることが理由なのかもしれませんが、個人的にはあえて乗り換えしにくくしたのではないかとの疑いを持っています。

 

こんなネットワークを重視しない例が関西の鉄道ではけっこうあります。ですから今回の阪神電鉄とJR西日本が共同で複合ビルを開発したというのは驚きなのです。

 

ホテルとスーパーなどが計画

 

建設の概要ですがこんな感じです。

 

(1)事業主体:阪神電気鉄道株式会社、JR西日本不動産開発株式会社
(2)所在地:大阪市福島区福島52番1、同7丁目2番1の一部
(3)敷地面積:2,584平方メートル(阪神所有分:1,785平方メートル、JR西日本所有分:799平方メートル)
(4)延床面積:11,079平方メートル(3,351坪)(予定)
(5)建物規模:地上12階建て
(6)建物用途:ホテル、商業施設

 

基本的にはホテルの建設がメインのようで、入居テナントは株式会社阪急阪神ホテルズ。約250室の宿泊特化型のホテルになる予定です。

 

商業施設は阪急阪神グループのスーパー「阪急オアシス」が入居する予定で、テナント自体は阪神電鉄で固められています。阪神側から共同開発の提案をJR西日本に働きかけたのでしょうか。

 

今大阪はインバウンドで湧いています。両者の提携もインバウンド需要を逃さないようにとの思惑があったのでしょう。

 

用語 インバウンドとは?

 

 

工事着工は今年の8月で、来年2019年春には開業することを目指しています。