神戸は日本人には人気の観光地なのですが、外国人にはあまり評価が芳しくありません。

 

神戸がインバウンド勃興の恩恵をそれほど受けていないのは、いろいろな理由があるでしょうが、そのひとつに集客力がある観光施設が不足している面があります。

 

ただ、神戸の住宅地してのポテンシャルは高く、特に関西在住の欧米人などがからは高い評価を得ています。

 

P&Gが日本の本社を神戸に置くのも、住宅環境が優れいているという理由も大きいようです。

 

そんな神戸ですが、その象徴ともいわれる神戸港に新たにユニークな商業施設とツインタワーのマンションなどが整備される再開発計画が明らかになっています。

 

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神戸港の新港突堤西地区再開発

 

神戸港の新港突堤西地区では神戸市が再開発を方針を以前から示しており、今年2017年8月に事業者を公募していました。

 

当初計画より遅れましたが、昨日26日に「優先交渉権者」決定の発表が行われました。

 

優先交渉権者に選ばれたのは、住友不動産を代表とする5社連合。

 

住友不動産株式会社の他には株式会社SMBC信託銀行、株式会社フェリシモ、株式会社モトーレン阪神(GLIONグループ)、関電不動産開発株式会社という構成になります。

 

神戸ではタワーマンションなどの建設はあったものの、このようなビッグプロジェクトは久しぶりになります。

 

神戸は阪神・淡路大震災後は経済が低迷し、神戸港のコンテナ取扱量も低迷した時代がありました。

 

しかし、最近になってその低迷も回復の兆しが見え始め、今回のビックプロジェクトが明らかになり、神戸港のさらなる明るい材料となりました。

 

再開発の場所はこちらになります。

出典 神戸市

 

神戸のベイエリアといえば、「メリケンパーク」が中心になるのでしょうが、今回の再開発が完成すれば、ハーバーランドから広大な集客力のある施設が並ぶことになります。

 

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再開発で建設される予定の施設

 

再開発は新港突堤西地区・第1突堤基部の敷地約34,000平方メートルを対象としますが商業施設、オフィス、住宅からなる複合再開発になります。

 

こちらがその全体図になります。順番に詳しく見ていきます。

出典 神戸市

 

①文化施設棟

 

文化施設棟の開発事業者はSMBC信託銀行になります。ココには今回の再開発の目玉施設となる、日本初の360度水槽を配した 大人向けアクアリウムが建設されます。

 

完成イメージです。屋上には何やら植物が生い茂ってとても斬新です。

出典 神戸市

 

こちらには水族館の他にもクラッシックカーとウエディングをテーマにしたウエディング・クラシックカーミュージアムも整備されます。

 

日本初の水族館がどのようなものができるかがワクワクしてきます。この建物のデザインだけでもかなりの話題性がありそうです。

 

②業務・商業棟

 

2の業務商業棟は、カタログ通販大手のフェリシモの本社ビルとして建設をされます。

 

地上9階建てで延床面積8,660平方メートルクリエイティブラボという設備も本社機能とともに整備する事になっていて、フェリシモが現在の本社から移転をしてくることになります。

 

③業務・商業棟

 

3の施設の事業者はGLIONグループです。こちらには路面に面し開放感のあるBMWのショールームやBMWの歴史などが学べるBMWワールドミュージアムが整備されます。

 

BMWディーラー親会社のGLIONグループの本社機能もこちらに構えることになります。

 

④住宅棟

 

この再開発で円形のアクアリウムと並び目玉となるのが、ツインタワーの住宅棟です。開発事業者は住友不動産と関電不動産開発になります。

 

高さ100mで延床面積約36,000㎡のタワーマンションが2棟できることになります。

 

住戸数は350×2で700戸を予定。ここに1000人以上もの新たな住民が住むことになります。ハーバーランドまでのベイエリア、ポートアイランドなど散策が楽しそうです。

 

⑤駐車場棟

 

駐車場棟も単なるパーキングではなく、BMWと連携をしBMW車などのカーシェアリングやレンタカーのサービスも実施される計画です。

 

なかなか予想を超えるビッグプロジェクトで正直都市生活ラボも驚いています。

 

京阪神と一括りにされる場合が多い三都ですが、インバウンドに関しては神戸はちょっと置いてけぼりのような状況でした。

 

今回の再開発が起爆剤となり、再び神戸に多くの観光客が訪れることになるか注目です。