大阪城天守閣のすぐ側に建つ近代建築はかつては軍の施設として利用されていました。
近代建築は貴重な財産ですが単に保存するだけでは維持費だけがかかり、なかなか財政難の日本の状況では難しいものがあります。
大阪城本丸広場にある歴史的な建築物が複合商業施設「ミライザ大阪城」として再生され、10月19日にオープンをしました。
オープンに合わせて早速その様子を見に行ってきました。この日も外国人もたくさん訪れていました。
ミライザ大阪城オープンの様子
大阪城本丸広場の歴史的建造物「旧第四師団司令部庁舎」ですが、華やかな商業施設「ミライザ大阪城 MIRAIZA OSAKA-JO」として再生され10月19日にオープンをしました。
近代建築を再生利用する様子は都市生活ラボでも以前紹介をしています。
注目のミライザ大阪城でしたので、都市生活ラボもオープン初日に現地へ行ってみました。
あいにくの雨模様だったのですが、平日にもかかわらず大阪城周辺は訪日外国人旅行客だらけで朝から大盛況(>ω<)
威風堂々たる近代建築の外観です。
テーブルが並べられていますが、晴れていればオープンカフェとしても利用されるのでしょうか。
正面から。写真では少し分かりにくいですが、「MIRAIZA」の文字が掲げられています。
正面を入ってすぐには、この建物の歴史を紹介しています。元々日本軍の司令室庁舎だったのですが、戦後は平和利用。
大阪市警視庁→大阪府警察本部→大阪市立博物館と変遷をして、今回ミライザ大阪城がオープンしたわけです。
案内板は4カ国対応。中国語は簡体字と繁体字対応で、訪日外国人旅行者が多く訪れることも想定しています。
オープン初日ということで企業などからの花が飾られています。
豪華なシャンデリアと近代建築らしいフロアが魅力的です。
目玉は屋上からの眺め!
ミライザ大阪城の目玉となるのは、なんといっても屋上からの眺めです。
この日は屋上無料解放中ということで、目玉の屋上に行ってみます。
ドド~ンと天守閣が目の前に!
屋上から間近に天守閣を眺めることができるのは圧巻です。これだけ間近に天守閣を眺めることができる場所は他にはなかなかないと思います。
屋上スペースは3月~10月の間はBBQ&ビュッフェなどを楽しめるテラスダイニング「BLUE BIRDS ROOF TOP TERRACE」になります。
この景色が評判になりかなりの人気になりそうな予感がします。また、大阪城だけでなくOBPの超高層ビル群も見ることができ、都会の雰囲気も味わえます。
近代建築を改良しフロアごとに格差
近代建築を改良したミライザ大阪城は、1階のフロアスペースと2階以上の「THE LANDMARK SQUARE OSAKA」に大きく分けられます。
屋上の「BLUE BIRDS ROOF TOP TERRACE」も「THE LANDMARK SQUARE OSAKA」の一部ということになります。
ソファもあり、少し高級感を演出しているイメージ。
1階と2階以上は商業施設の価格レンジも大きく異なり、少し格差も感じるイメージです。
こちらは3階の「Restaurant RASPBERRY with MOON BAR」の様子。
ランチでもコースで7,000円や15,000という数字が。庶民派の都市生活ラボとしては、お昼になかなか手が出ない価格帯です。
2階の「crossfield with TERRACE LOUNGE」の食事の価格帯。
前菜、サラダ、パン、ドリンクがビュッフェ式でランチが1,800円~、ディナーが6,000円で現在オープン記念で4,980円。
これなら何とか行っても良いかなと思える価格になってきました。
ショップだけでなく共用部の廊下も良い雰囲気。
庶民も楽しめるのが大阪らしさか
1階は2階以上と異なりガラッと庶民的になります。
お土産物屋が2つもあり、いずれは訪日外国人旅行者などの観光客が多く訪れることになりそうです。
1階のショップの注目はカフェの「タリーズコーヒー」。
ここなら安心して入ることができる価格帯ですから、多くの人がターゲットになりそうです。
さらに大阪らしく粉もんをテーマにした「ザ コナモン バル 利休」でたこ焼きなどを食すことができます。
話題のミライザ大阪城ですが、特に屋上からの天守閣の眺めが最高です。
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