東京オリンピックの開催が近づくにつれて、海外勢の合宿地誘致も熱を帯びつつあります。

 

2002年のサッカーワールドカップの際にも、自治体の合宿地誘致は盛んに行われ、アフリカのカメルーン代表が事前キャンプ地に選んだ大分県中津江村はかなりの注目を集めました。

 

オリンピックの前には、2019年にラグビーのワールドカップも開催されることから、世界に注目されるチャンスがあります。

 

東京オリンピックの合宿地誘致ですが、競泳アメリカ代表が意外な候補地を視察しています。

 

しかもそこが選ばれる可能性も大いにありえることから驚きです。

 

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競泳アメリカ代表スタッフが視察

 

競泳の強豪国といえばなんといってもアメリカです。

 

通算獲得メダル数も段違いで、金メダル246個、銀メダル172個、銅メダル135個の合計553個という驚異的な数字です。

 

ちなみに近年“競泳ニッポン”として躍進し強くなった日本ですが、通算獲得メダル数は金22個、銀26個、銅32個の合計80個。

 

アメリカの競泳の強さが、いかにすごいのかが分かる数字です。

 

その競泳アメリカ代表ですが、東京オリンピックの合宿候補地として神戸市の須磨海岸を視察しました。

 

須磨海岸「素晴らしい環境」 米競泳チームが視察

神戸新聞NEXT

 

 

この記事に対しては驚きの人も多いはず。

 

競泳のチームの合宿を競泳用プールではなく海で行うこと、しかもその海が須磨海岸ということならなおさらです。

 

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都心から便利に行けるビーチ

 

須磨海岸というと京阪神近郊にお住まいの方ならお馴染みの場所でしょうが、知らないという人のために簡単に紹介します。

 

須磨海岸は、兵庫県神戸市須磨区にある阪神間の最大の海水浴場で、その広さは砂浜の長さが約1.8kmにもおよびます。

 

このビーチに、1シーズンで約80万人もの人が訪れる人気の場所です。

 

その人気の理由としてアクセスの良さがあげられます。JR神戸線須磨駅を降りるとすぐ砂浜が広がるというロケーションです。

 

 

須磨駅自体も都心からのアクセスは悪くなく、JR三ノ宮駅から快速電車を利用すると4駅でたった13分。大阪駅からでも約40分という所要時間になります。

 

都心から近い海というと江ノ島や茅ヶ崎が有名ですが、東京や横浜から江ノ島や茅ヶ崎へ行くのと比べると格段にアクセスが良いです。

 

ただ須磨海岸がいくら都心に近くて便利だとはいっても、須磨の海というとあまりきれいではない印象を多くの人が持つでしょう。

 

果たして競泳チームの合宿地としては須磨海岸は適しているのでしょうか?

 

この点、神戸新聞ネクストの記事でも、米競泳代表のスタッフが水質などの心配をしているようです。

 

須磨海岸の水質

 

須磨の海は汚いというイメージを持つ人は多いのですが、水質は近年向上する傾向にあります。

 

環境省が発表する「水浴場(開設前)水質調査結果」は、平成28年度ではなんと水質A!

 

残念ながら平成29年度は水質Bにランクを落としましたが、近くのアジュール舞子海水浴場や大蔵海岸海水浴場が水質AAをつけていることを考えると、ほぼ水質Aに近いレベルにあると思われます。

 

海の透明度も年々上昇しているところです。

 

大阪と神戸に絞って選定を進めている

 

神戸新聞ネクストの記事によると、競泳アメリカ代表のオリンピック合宿候補は大阪と神戸に絞って選定を進めているようです。

 

大阪というと、須磨以上に驚きが多いですが、関空よりも南の箱作や淡輪辺りが候補に入っているのではないかと推測されます。

 

大阪南部は関空からも近くアクセスが良いですが、須磨も神戸空港はもちろん、関空からもバスや海上交通を使えば1時間30分もかからない距離でアクセスは良いです。

 

競泳アメリカ代表は、2019年に韓国で開かれる世界選手権の合宿地も同時に選定しているようです。

 

選定の基準として、ビーチや宿泊施設を含めた全体で考えたいということで、神戸ポートピアホテルや神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズも訪れています。

 

東京オリンピック合宿地誘致合戦が今後ヒートアップしてくるでしょうが、もしかして須磨海岸の沖合をチェイス・カリシュなどの有名アスリートが泳ぐことになるかもしれません。

 

さらに誘致が決まれば、訪日外国人旅行者へのアピールにもなります。

 

ビーチや山などの存在は、特に欧米人のロングステイに人気のあるアクティビティです。

 

須磨ではこんな感じで、海のすぐに山があり、瀬戸内海のきれいな景色も見ることができます。

 

訪日外国人旅行客に受け入れられる条件はありますので、東京オリンピックの合宿地となり、須磨海岸の知名度が上がることを期待します。