台風18号が日本へ近づいています。

 

3連休を楽しみにしていた方々も多いと思いますが、よりによって連休中に台風の影響がでてきそうです。

 

今回の台風18号ですが、この時期にやってくる典型的な「秋台風」の特徴があり、その特徴を把握して注意をする必要があります。

 

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台風18号の進路予想

 

まずは台風18号の最新の進路予想を確認します。気象庁の15時45分発表の最新予想です。

出典 気象庁

 

予報では、17日日曜日の朝から昼前後に九州や四国に上陸するという予想になっています。

気象庁の予報では17日15時の予報円の中心は愛媛県辺りになります。

 

続いて日本の気象庁が行う進路予想よりも当たると評判の米軍の台風情報の予想進路です。

 

気象庁と進路予想が異なる場合もけっこうありますので、チェックをするとより防災に役立ちます。

出典 Joint Typhoon Warning Center (JTWC)

 

米軍台風情報ですが、見方にはちょっと注意が必要で、表記されている時間Zは国際標準時になります。

 

そのため、日本時間との時差9時間があります。日本時間でとして見るには9時間を足せば良いことになります。

 

例えば17/00Zは、17日の0時ということですが、9時間を足すと17日9時になり、同じく18/00Zは、18日9時です。

 

今回は気象庁と米軍台風情報の進路予想がほぼ同じような感じです。そのため、進路予想はかなり信頼度も高いといえるでしょう。

 

17日の朝には九州に上陸することがかなり可能性が高いというような情勢になってきました。

 

なお、台風の進路予想ですが、必ずしも予報円の中心通りに動くわけではありません。

 

予報円上に台風の中心入る可能性は70%ですので、一見台風が逸れると思われても台風が直撃するような場合もあります。

 

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台風18号の特徴

 

今回の台風18号ですが、一言でいうと典型的な「秋台風」という特徴を持っています。

 

【台風18号の特徴】急速接近&2度の大雨に注意

ウェザーニュース

 

大雨のピークが2度というのは気になる点です。土砂崩れなども懸念されますね。

 

台風はその特徴によって、より警戒すべきことも異なってきます。防災のためには、接近する台風の特徴を知ることも重要です。

 

秋台風の特徴とは?

 

ウェザーニュースでも紹介しているように、秋台風にはある特徴があります。

 

特に気をつけたいのは次の3つ。

  • 秋雨前線を台風が刺激
  • 偏西風にのってスピードが速い
  • 高潮にも注意

 

秋雨前線が台風を刺激

 

9月のこの時期は通常日本列島に秋雨前線が停滞をしがちです。そして台風の接近によって、台風からの暖かく湿った空気が秋雨前線を刺激します。

 

ですから、台風の接近前から秋雨前線による大雨の警戒が必要になります。

 

九州ではすでに大雨になっている場所もでてきていますし、16日、17日は多くの場所で暴風雨になる予想も出ています。

 

四国は現在ほとんどの場所で雨が降っていませんが、16日、17日は大雨と風の警戒が必要になっていきます。

 

紀伊半島も16日以降は十分な警戒が必要です。また、九州・四国・紀伊半島は特に注意が必要というだけで、それ以外の地域も大雨の警戒は怠ることがないように。

 

偏西風にのってスピードが速い

 

秋は上空に偏西風が吹いています。そしてこの偏西風に乗って台風の進むスピードが速くなりがちです。

 

台風のスピードが速いことは、一見被害が少なくてすみ良さそうなのですが、注意すべき点は油断です。

 

ずいぶんと遠い場所に台風があったとしても、あっという間に台風が接近することがありますので、秋台風は特に油断することのないようにしなければなりません。

 

高潮にも注意

 

秋は一年のうちで最も潮位が高い時期です。そのため、台風接近によって高潮の警戒が必要です。

 

過去の教訓

 

今回の台風18号ですが、過去の台風と進路が似ている事例もあり、過去の台風の被害も参考になります。

 

2004年台風21号

 

2004年台風21号も今回の台風と似たようなコースを通り、四国や紀伊半島を中心に大雨になりました。

 

こちらのサイトによると、三重県では1時間に130mmを超える猛烈な雨を記録し、多雨で有名な尾鷲の日降水量740.5mmにもなりました。

 

台風第21号、秋雨前線
平成16年(2004年) 9月25日~9月30日

災害をもたらした気象事例

 

2004年台風21号は記録ではつぎのような大きな被害を残しています。

 

死者26名、行方不明者1名、負傷者107名
住家全壊75棟、半壊818棟、一部損壊1,629棟
床上浸水5,385棟、床下浸水15,431棟など

 

1999年台風18号

 

1999年の台風18号も今回の台風と似たようなコースを通って大きな被害をもたらしました。

 

台風第18号
平成11年(1999年) 9月21日~9月25日

災害をもたらした気象事例

 

こちらのサイトによると、熊本県に上陸して台風は、熊本県で顕著な高潮被害を及ぼしました。
また、南西諸島・九州・中国地方で猛烈な風、中部地方で大雨、愛知県で竜巻が発生。

 

1999年の台風18号は記録ではつぎのような大きな被害を残しています。

 

死者31名、負傷者1,218名
住家全壊338棟、半壊3,629棟
床上浸水4,895棟、床下浸水14,755棟など

 

過去の2つの台風はいずれも大きな被害を引き起こしています。過去の教訓を生かし、今回の台風も十分に警戒をする必要があります。