京都伏見と大阪との間には戦前は水運が発達していました。

 

古くは豊臣秀吉の時代から、そして江戸時代では「三十石船」が淀川を行き交い、多くの旅客を運んでいた時代もありました。

 

ただ、明治時代以降は鉄道の発達などによって、船での移動は廃れていき、定期船はその姿を消してしまいました。

 

鉄道によって、あっという間に大阪から枚方や京都へ行ってしまうのは便利で良いのですが、船の移動も風情があり趣もあります。

 

今回、かつて多くの人が利用した淀川の定期航路が、観光船として復活することになります。

 

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淀川定期観光船が運航

 

遊覧船など船の旅は観光として、多くの場所で親しまれています。

 

大阪の場合は、大川などをめぐる「大阪水上バス」などが人気で、多くの観光客が利用をしています。

低い橋を通過するために、このような車高の低い船になっています。

 

大阪は「水の都」ともいわれ、運河や川が多いですが、かつて多くの人々を運んだ淀川航路を観光で楽しめるようになります。

 

京阪ホールディングの子会社の大阪水上バスが、昨日9月10日より大阪天満橋と枚方を結ぶ、初めての定期観光船の運航を開始しました。

 

初の淀川の定期観光船の名称は「淀川浪漫紀行」。天満橋の八軒家浜船着場と淀川河川公園内の枚方船着場を片道約3時間で結びます。

 

料金は4,950円。お弁当とお茶がつき、食事も楽しめるクルーズ船になります。

 

運航は毎月第2日曜日に開催される「枚方宿くらわんか五六市」という手作り市に合わせて運航されることになります。

 

また、それ以外にも3連休などの運航もあるので、日程を合わせて乗船してみたいところです。

 

運航日

平成29年

9月10日(日)、16日(土)~18日(月・祝)
10月 7日(土)~9日(月・祝)
11月12日(日)
12月10日(日)

 

平成30年

2月11日(日)
3月11日(日)

 

なお、運航日であっても気象や河川の状況によっては、運休やコース変更の可能性もあります。

 

使用する船は、大阪水上バスのクルーズ船「ひまわり」になります。

蒸気船をイメージするデザインで青空の下、船上で船旅を楽しめるようになっています。

 

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「淀川浪漫紀行」タイムスケジュール

 

天満橋と枚方を結ぶ定期観戦「淀川浪漫紀行」のタイムスケジュールは片道3時間の優雅な旅になります。

 

上り便「淀川上りの旅コース」

9時30分 八軒家浜船着場発 12時30分頃 枚方船着場着

 

下り便「淀川下りの旅コース」
14時00分 枚方船着場発  17時00分頃 八軒家浜船着場着

 

船のクルーズの後、手作り市を見て、そのまま船で日帰りで帰路についても良いですし、枚方を観光後電車で移動や、そのまま電車で京都へ行くなんてコースも考えられますね。

 

ちなみに枚方というこの遊園地が有名ですね。岡田准一さんが園長を務めることでも話題です。

 

ひらかたパーク

http://www.hirakatapark.co.jp/

 

定期運航船ではありませんが、別の船の様子の動画があります。クルーズの雰囲気を確認することができます。

 

見どころはたくさんありますが、「毛馬閘門」の通過する時などは特に楽しそうです。

 

将来は京都への航路も

 

枚方までの淀川航路でもクルーズを十分に楽しむことはできるのですが、多くの人が感じるのは「京都までは?」ではないでしょうか。

 

かつての伏見から大阪までの航路の復活ですね。

 

京阪ホールディングスや大阪水上バスでは、将来の京都までの運航も視野に入れているようで、その実現が楽しみです。

 

桜の季節になると、例えば途中こんな素晴らしい桜を見ることができます。

 

京都の桜の名所でも人気の高い

 

淀川河川公園背割堤の桜です。

 

また、伏見には幕末の坂本龍馬ゆかりの寺田屋や伏見の酒蔵など観光で楽しむ場所もたくさんあります。

 

まずは枚方までの定期航路が成功し、将来は是非京都までの定期航路を実現してほしいです。

 

訪日外国人旅行者にも人気になりそうな予感がします。ちょっと時間はかかりますが。