大阪・御堂筋沿いの真宗大谷派難波別院、通称「南御堂」の御堂会館は再開発のため、取り壊されました。

 

すでに跡地にはホテルができることが決まっており、都市生活ラボでもその情報は紹介をしています。

御堂会館建替えで「エクセルホテル東急」が関西初出店 寺院とシティホテルの融合の成否は?

 

前回の記事では、新しいホテルの建設は着工をされておらず、また建物のデザインも大雑把なものしか発表されていませんでした。

 

今回積水ハウスなどから、新たなホテルの着工と詳細な外観イメージ、建物の概要やホテルのコンセプトなどが発表されました。

 

日本初となる寺院山門一体型となるホテルは、増え続ける訪日外国人旅行者を意識したものですが、果たしてインバウンド旅行者に受け入れられるのでしょうか?

 

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寺院山門一体ホテル「(仮称)積和不動産関西南御堂ビル」が着工

 

本町の御堂筋沿いの南御堂には、かつて御堂会館がありました。

 

御堂会館は老朽化のため、取り壊され建て替える事になったのですが、跡地にできるものは驚きの寺院山門一体となったホテル。

 

これは日本で初めての試みになりますが、今まではその全貌が明らかにされておらず、着工のニュースとともに、その完成イメージが明らかになっています。

 

こちらが完成イメージです。

出典 積水ハウス株式会社

 

こちらの画像だけを見ると、通常のホテルやオフィスビルのような雰囲気もあるのですが、もっと正面から見るとその印象がグッと変わります。

 

外観イメージ。山門と参道部

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出典 積水ハウス株式会社

 

参道部を見ると、このホテルが寺院と一体となった建物であることがよくわかります。

 

場所を再度確認しておきましょう。最寄駅は地下鉄御堂筋線・中央線・四つ橋線の本町駅。訪日外国人に人気の心斎橋からも徒歩でアクセス可能な距離です。

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大阪初出店の「(仮称)大阪エクセルホテル東急」

 

寺院山門一体型のホテルを運営するのは東急ホテルズ。ホテルブランドはエクセルホテル東急で、意外にも関西に初めての出店になります。

 

東急ホテルズのホテルブランとしては、ミドルクラスの位置付けで、ブランドコンセプトは、『心おどる非日常への扉』

 

また、大阪の新しいホテルのコンセプトは、「大阪万華鏡」。

 

大阪のにぎやかさ、はなやかさ、おどろきを感じられる内装・インテリアで館内を演出するということで、万華鏡のような華やかさがどんなものか早く完成してほしいです。

 

また、館内の内装・インテリアだけでなく、高層階に位置するロビーやレストランからの夜景もホテルコンセプトのようにきらびやか。

 

こちらは「(仮称)大阪エクセルホテル東急」のロビーのイメージ。

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出典 積水ハウス株式会社

 

ロビーは低層階ではなく高層階に配置。和モダンなインテリアと大阪の夜景が見えてラグジュアリーな感じが演出されています。

 

ビルの5階から17階がホテルになりますが、詳しい施設構成は、

 

  • 17階 レストラン、ファンクションルーム 他
  • 16階 フロントロビー、(仮称)プレミアムルーム 他
  • 15~5階 客室 (約360室)

 

になります。高層階のロビーと同フロアに設定されるプレミアムルームがどんな客室で、どれくらいの料金になるかは注目ですね。

 

なお、ファンクションルームとは、多目的スペース(約180㎡)でイベントなど様々な用途で使われるスペースになるものと思われます。

 

基本的な客室の面積は、1ベッド:約23㎡、2ベッド:約32㎡になり、ビジネスホテルと比べるとグ~ンと広くなっています。

 

全客室はバス・トイレ・洗面を分離。複数人の利用でもゆったり滞在ができ、ファミリーやグループ旅行でも活躍しそうです。

 

寺院山門とホテルが一体となった初めての試みですが、ターゲットなる訪日外国人旅行者には受け入れられるのでしょうか?

 

寺院でも写経や座禅などの催し物などで、日本らしさを演出し、宿泊に付加価値を付けるなど、お寺との一体感の演出も外国人に喜ばれるでしょう。