日本で最も有名なオフィス街といえば丸の内でしょう。丸の内に本社や事務所を構えることはひとつのステータスにさえなっています。
その丸の内の賃貸収入が事業の大きな柱となっているのが、通称「丸の内の大家さん」と呼ばれる三菱地所です。
三菱地所の歴史
三菱地所は丸の内一帯の土地を三菱財閥から継承し、現在のような「丸の内の大家さん」と呼ばれるような企業に成長をしました。
丸の内のオフィスビルのうちおよそ3割ほどを所有するという、日本を代表する総合デベロッパーです。
しかし、丸の内といっても土地を三菱財閥が購入をした時には、今のようなオフィスが広がっていたわけではなく、当時は藪が広がる単なる荒れ地でした。
そんな土地に三菱はビル街を建築し、丸の内は「三菱村」と呼ばれるようになります。
三菱財閥の持株会社である三菱合資会社が事業部門を独立するにあたって、三菱地所も株式会社として分離して設立。
戦後財閥解体によっていったんは3社に分割された後、再び合併し1953年に元のように三菱地所となりました。
丸の内がさらに発展したのは、「丸の内総合改造計画」が策定された1959年。その後数十年でオフィスビルが続々と誕生し、現在のような丸の内の絶大な地位を確立しました。
三菱地所といえば、世界を驚かせたのがバブル経済時代のアメリカのロックフェラー・センターの買収。アメリカの象徴的なビルを買収したことで、アメリカ人のプライドを傷つけたひとつの出来事でした。
その後、丸の内のシンボルビルのひとつである丸の内ビルディング(通称丸ビル)の他、横浜ランドマークタワーを開業させるなど、業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。
三菱地所の主な保有・開発ビル
三菱地所は、多くの巨大開発に関係し、グループの主な保有ビルからの賃貸収入などで安定した業績を実現しています。
- 丸の内ビルディング(丸ビル)
- 新丸の内ビルディング(新丸ビル)
- 丸の内パークビルディング(丸の内ブリックスクエア)
- 丸の内オアゾ
- 丸の内永楽ビルディング
- 大手町ビル
- 有楽町イトシア
- 北の丸スクエア
- 日比谷シティ
- 山王パークタワー
- 三田国際ビル
- 芝大門フロントビル
- 汐留ビルディング
- 東京ツインパークス
- 新宿フロントスクエア
- サンシャインシティ
- 横浜ランドマークタワー
- 横浜スカイビル
- 酒々井プレミアム・アウトレット
- 御殿場プレミアム・アウトレット
- 大名古屋ビルヂング
- 大阪駅北地区(うめきた)先行開発区域「グランフロント大阪」
- 大阪アメニティパーク (OAP)
- りんくうプレミアム・アウトレット
その他にもたくさんあるのですが、あまりにも多いので抜粋して紹介をしています。
三菱地所の会社概要
社名 | 三菱地所株式会社(MITSUBISHI ESTATE CO., LTD.) |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目6番1号(大手町ビル) |
設立 | 昭和12年(1937年)5月 |
代表者 | 吉田淳一(代表執行役社長) |
資本金 | 1,413億7,321万円 |
主要子会社 | 三菱地所プロパティマネジメント株式会社
三菱地所レジデンス株式会社 |
三菱地所の採用情報
三菱地所 新卒採用情報
http://www.mec.co.jp/j/saiyou/fresh/viewpoint/
三菱地所 キャリア採用情報
http://www.mec.co.jp/j/saiyou/career/index.html
三菱地所 電気技術者(契約社員)採用
http://www.mec.co.jp/j/saiyou/contract/index.html
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