先日神戸に訪れた際に、旧居留地にも足を伸ばしてみました。近代建築が並ぶ風景はとても魅力がありまして、散策するのも楽しいです。

 

神戸旧居留地のような海沿いに近代建築が並ぶ光景は、上海の外灘(ワイタン)と比較されることが度々あります(向こうは海ではなく、黄浦江という川沿いですが)。

 

上海屈指の観光スポットである外灘エリアと、旧居留地を比較すると観光スポットとしてのポテンシャルはどうなのでしょうか?

 

訪日外国人旅行客の集客を苦しむ神戸に関して、都市生活ラボがその魅力を考えてみました。

 

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神戸旧居留地と上海外灘の比較

 

神戸旧居留地は、かつて外国の治外法権が及んだ地域で洋館が立ち並ぶ光景で、まるで西洋のような雰囲気の町並みです。

 

旧居留地に行ったことがないという人は、この動画を見るとその様子がわかります。

 

こんな感じの近代建築が数多くあり、ファッションビルとして活用されていたりして、とてもお洒落な雰囲気を醸し出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

近代建築が立ち並んで町並みもキレイ。日本でも指折りの散策して楽しい場所だと思います。

 

 

上海外灘は?

 

上海の外灘も「租界」地区として、日本の旧居留地と同様に治外法権が認められた場所で、西洋建築物が立ち並ぶエリアです。

 

外灘は昼間よりもライトアップされた夜のほうが、むしろ人気があるかもしれません。

 

 

 

外灘と旧居留地の大きな違いですが、まず人出が全然違います。

 

旧居留地が人であふれかえるということはまずありません。混雑もなくゆったりとしており、そのおかげで歩いていてとても心地よいのです。

 

ちなみに広さもかなり違い、上海外灘はとても広くて、人も多いので歩くとぐったりと疲れますがw

 

一方外灘はというと、国慶節の休みという特殊な事情もありますが、混雑度が半端じゃないです。また、普段でも人は多いです。

 

 

これほど人を集める大きな理由が、黄浦江の対岸のこの光景でしょうか。神戸旧居留地との最大の違いですね。

 

 

上海随一の記念撮影スポットです。香港を彷彿させるような摩天楼で、旅行客が目的地に選びがちな「インスタ映え」からも人が集まりやすい場所です。

 

これに対して神戸は旧居留地対岸は海で、メリケンパークなどがあります。雰囲気が良い公園なのですが、SNSに投稿するとなるとインパクトがちょっと弱いのかな。

 

ハーバーランドまで含めれば、観光スポットとして魅力的で、実際にハーバーランドは外国人旅行者もたくさん目にします。

 

 

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海と山の近さが神戸の最大の魅力

 

あらためて神戸の魅力を考えてみると、海と山が非常に接近していることがあるのではないでしょうか。

 

山が近いからこそ、神戸の観光資源でもある有名な夜景を作り出していますしね。神戸の夜景目当てに外国人も多く訪れています。

 

海と山が近いということで、どことなく香港のイメージとかぶります。規模がかなり異なりますが、少し小さな香港という感じを持つ人もいるかもしれません。

 

神戸は香港のような猥雑な雰囲気は、あまりありませんが。

 

夜景だけでなく六甲山系のトレッキングは十分に外国人を魅了できるはず。これだけ都心に近い場所に手軽にトレッキングができるし、山を超えれば有馬温泉という日本らしさのある場所もありますしね。

 

東京の高尾山がミシュランの三ツ星に選ばれたことで、かなりの話題になりましたが、神戸の山は灘から須磨までも含めると多様性があり、特に歩くことが好きな欧米人にはかなり受け入れられるはず。

 

ちなみに香港やソウルなんかは都心と山が近くて、トレッキング愛好者がかなりいます。潜在的にも神戸を訪れる可能性を感じます。

 

海も神戸の魅力を感じる場所ですが、港だけでなくキレイな海も実は高いポテンシャルを感じます。

 

須磨ではちょっと海のキレイさが足りないのですが、舞子や朝霧辺りなら都心近くの海水としては十分に合格レベルの美しさでしょう。

 

すぐそばに明石海峡大橋があるのも雰囲気が良いですしね。

 

都心滞在の合間にビーチでのんびり過ごすなんかは、欧米人がアジアの観光地で好んで行いがちですが、神戸にはその地の利があります。

 

今の所、訪日外国人旅行客が少なめの神戸ですが、その潜在的なポテンシャルはかなり高いものがあります。