山手線品川新駅の開業が徐々に近づいてきています。

 

山手線に新駅が誕生すると、昭和46年(1971年)の西日暮里以来、実に約50年ぶりに50番目の駅ができます。

 

しかも新駅誕生といっても単に駅だけができるのではなく、広大な13ヘクタールもの土地が駅前開発として同時に進行していくことになります。

 

元々特に人が集う場所ではなかった所が、新駅誕生で突如、超高層ビル並ぶ街に変貌するわけですからインパクトはものすごいです。

 

ただ、駅前開発や新駅誕生によって、今まで名所だった場所もなくなるかもしれません。

 

スポンサーリンク

山手線品川新駅の場所

 

山手線の新駅ができる場所は、現在のJR品川車両基地跡地内で、田町駅から約 1.3km、品川駅から約 0.9km 付近になります。

 

地図でいうとこの辺り

出典 東日本旅客鉄道株式会社

 

実際に現場に行ってきました

 

品川新駅の場所を確認をしに、実際に現場に行ってきました。

 

品川新駅の建築計画が、第一京浜沿いの有料駐車場「タイムズ24」の前に張り出していました。

 

拡大

 

建築敷地の住所は、「東京都港区港南2丁目10-145の一部、10-247の一部」になっています。

 

この駐車場の住所が、高輪二丁目になりますし、もちろんココで駅舎の工事が行われるわけではなく、建設現場が線路を渡った東側で行われているので、閲覧可能なように便宜上ココで掲示されています。

 

となると、ちょうどこの東側で新駅ができると推定できます。

 

このあたりは、「品川開発プロジェクト用地」として再開発が行われる場所です。

 

スポンサーリンク

品川新駅の工事の様子

 

品川新駅の工事の様子です。

 

土が盛られていますが、駅舎のためかどうかはわかりません。技術的にはよくわかりませんが、先に線路をつくるような気がするのですが。

 

ちょっと北の田町寄りにも土が盛られています。この2つの盛り土の辺りがちょうど駅舎の位置になるのですが。

 

品川駅よりの南側の様子。

 

ちなみに品川駅では現在駅ホームなどの改良工事が行われています。

品川駅改良工事のレポート 京急や中央リニアの工事も控え劇的に変わる注目駅

 

品川駅近くから田町駅付近までずっと断続的に工事が進められています。

 

だんだんと田町に近づいでいますが、こちらにも盛り土が見えます。

 

かなり田町駅よりになりますが、何か建設をしています。

 

あれは何でしょうか?

 

品川新駅の完成イメージを再確認

 

マスコミの報道でも品川新駅のイメージが明らかになっていますが、再度その全貌を確認してみます。

完成イメージなので、実際のものは変更する可能性はあります。

 

日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根

品川新駅

出典 東日本旅客鉄道株式会社

 

駅から街を見渡すことができるように、大きなガラス面になっています。逆にいうと外からも駅構内が丸見えということ。

品川新駅外観

出典 東日本旅客鉄道株式会社

 

ガラス面なので陽が入り明るい空間を生み出しています。

品川新駅

出典 東日本旅客鉄道株式会社

 

海側では車両基地を眺めることができるので、子供や鉄道ファンが集う場所になりそうです。

品川新駅イベントスペース

出典 東日本旅客鉄道株式会社

 

2階が改札口階になり、イベントスペースなどもあり賑わいのある駅になりそうです。
3階にはテラスや店舗などが設けられることになっています。

 

1階がホーム階になり、山手線だけでなく京浜東北線の路線にもなることから、ホームは線路別島式2面4線。

 

山手線の駅の中では、島式ホームの小さい駅もあるので、規模として中規模な駅になるでしょうか。

 

想定では2032年頃に13.3万人の乗車人員を予想しています。この数字は現在の五反田駅とちょうど同じくらいになります。

 

駅のデザインを担当するのは、新国立競技場のデザインでその名声をさらに広げた「隈研吾氏」

 

 

全体的に膜や木などの素材を活用して、「和」のイメージの空間を意識しているようです。

 

どうなる?「提灯殺しの高輪ガード」

 

新駅誕生や再開発によって新たにできるものもあれば、今まであったものが突如としてなくなる場合があります。

 

山手線品川新駅の誕生と周辺の再開発によって多くのものがなくなることになります。

 

その代表的なものが通称「提灯殺しの高輪ガード」。

正式の名称は、「高輪橋架道橋」。

 

なぜ、提灯殺しなんて変わった名前がついたかというと、

 

屋根にちょうちんマークを付けたタクシーがこのガード下を通り抜けようとしたところ、提燈がガードにぶつかって壊れたという逸話が広まったからです。

 

提燈をつけているとはいえ、タクシーの車高でさえ無傷で通ることができないなんて、何でこんなものができたのか不思議。

このガードができた経緯はこちらの記事で紹介されています。ちょっと長いですけど(^_^;)

 

新駅で消える山手線「低すぎるガード」の秘密

「高輪橋架道橋」が消滅に向けカウントダウン

http://toyokeizai.net/articles/-/174663

 

「提灯殺しの高輪ガード」を実際に通ってみた

 

ちょっと高さのある車が通るものなら、無残な状態になりそうなこのガードは、再開発によって、いつなくなってもおかしくない状態だそうです。

 

生き残る可能性もなくはないようですが(・.・;)

 

となると、なくなる前に実際に通ってみようと思い、現場へ行ってきました。

 

高輪側の入り口。ココまではまだそんなにディープ感はありません。

 

老朽化で見えにくかもしれませんが、「制限高1.5M」の表示。ほとんどの人が屈んで通ることになるでしょう。

 

ちょっと不気味な感じです。夜はあまり通りたくありません(・.・;)

 

さらに奥に行くとますます高さが低くなります。

 

こっちは港南側。ココから品川駅方面へ向かい、港南口にも行くことができます。

 

こんなマークも。

 

実際に自転車の人は、ほぼすべての人が降りずに通行していました。

 

まあ、ムリもないです。「高輪橋架道橋」は、山手線、京浜東北線、東海道線の線路があり、さらに車両基地のスペースがあるのでかなり長く、およそ250mほどあります。

 

加えて屈んで通ることになるので、自転車に乗る人は心理的にも降りたくないでしょう。

 

今後都市計画をする場合は、自転車が降りずに通ることを前提に考える必要があるでしょう。

 

車だって、ドライバーの心理面を意識した道路がありますよね?

 

横断歩道に歩行者などがいても、面倒で止まりたくない心理があるのを想定して、横断歩道の手前で段差をつけるとか。

 

横断歩道は法律で歩行者など優先になってるので、厳しく禁止にすればすむ話なのに。

 

欧州などは自転車の特性をよく考えて自転車道などを整備するそうです。

 

余談になりましたが。

 

もう一度高輪方面へ戻ります。車が通っていますが、ココの暗さと低さが実感できると思います。

 

「提灯殺しの高輪ガード」は、一般男子ならかなり屈んで通らないといけないので、歩くのが苦手な人にとっては少しハードでしょう。

 

この貴重なガードの行方が品川新駅以上に気になります。