北浜ミッドタワーの建設現場を5月初旬に見てきました。
北浜といえば、関西在住の人以外はちょっとマイナーなイメージがしれません。ただ、個人的には大阪の都心居住をするのなら、一二を争う良い環境ではないかと思っています。
そんな北浜に新たに「北浜ミッドタワー」が誕生しようとしています。この建設現場を訪れ、都心に住むことのメリットとデメリットを考えさせられました。
北浜ミッドタワーの概要
北浜ミッドタワーは、旧中央三井信託ビル跡地などに、地上43階、地下1階、高さ約146.8m、延床面積35,865㎡のタワーマンションを建設する再開発計画です。
建築主は、積和不動産関西が持分権を売却したことにより、三井不動産レジデンシャル・京阪電気鉄道・京阪電鉄不動産・積和不動産関西の4社になっています。施工は竹中工務店です。
完成時の外観イメージはこんな感じ。
右手には中之島の中央公会堂や大阪市役所があります。北浜駅に直結し、淀屋橋駅にも地下通路で行き来することができ、濡れずに駅まで行けるという利点もあります。
両駅で、地下鉄堺筋線・地下鉄御堂筋線・京阪本線を利用することができるので、大阪市内各地はもちろん、京阪で京都はもちろん。堺筋線が阪急電鉄と直通運転を行っているため、阪急沿線への利便性もあります。
また、堺筋線の天下茶屋駅では南海電鉄と乗り換えができ、関西空港までのアクセスも悪くありません。
北浜ミッドタワーの建設現場を見てきた
5月初旬ですが北浜ミッドタワーの建設現場を見てきました。最近の工事の進み具合を紹介します。
建築計画です。
超高層ビルのスペックです。
名称:北浜ザ・タワー
所在地:大阪市中央区北浜二丁目20番2
階数: 地上43階、塔屋1階、地下1階
高さ:約146.8m※軒高
構造:RC造
主用途:分譲共同住宅
総戸数:311戸
敷地面積:2,293.92㎡
建築面積:1,320.82㎡
延床面積:35,865.46㎡
建築主:三井不動産レジデンシャル、京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産、積和不動産
設計者:IAO竹田設計
施工者:竹中工務店
着工:2015年12月
竣工:2019年03月(予定)
南側から撮影。竣工まで2年近くありますから、高さはまだまだです。
反対の北側からの様子。
タワーマンションの宣伝のための看板
北浜で都心に住むことのメリットとデメリットを考えた
近年は都心回帰が進み、大阪市も人口が増えています。関西自体は首都圏への転出が多く人口はマイナス成長の状態ですが、大阪市に関しては人口はプラスです。
都心に住みたい人が増えているのですが、都心に住むことのメリットとデメリットはあります。
都心に住むメリット
職住近接で便利
郊外の職場もありますが、数では都心が職場という人のほうが圧倒的に多いでしょう。オフィスが歩いて行けるような場所であれば、通勤時間もほとんどなく、自由な時間をたっぷり使うことができます。
写真は北浜ミッドタワーの建設現場ですが、すぐ向こう側のビルは「大阪証券取引所」になります。証券取引所があるように北浜は大阪の金融街でオフィスがたくさんあります。
また、北浜や淀屋橋に本社を構える大企業もたくさんあり、歩いて職場に行けるような環境を作れる人も多いでしょう。
また、周囲にはお洒落なレストランやカフェ、老舗料亭がありますし、天神祭も夏は楽しめ生活を存分に楽しむことができそうです。
都心に住むデメリット
住居コストが高い
都心に住むデメリットは、まずは住居コストの高さがあります。賃貸マンションの賃料も高めですし、タワーマンションの価格も郊外と比べると高くなります。
また、自己所有の場合は、固定資産税がかかりますが、都心部は郊外と比べて土地が高めなので、それだけ固定資産税も高くなります。
人が多い
都心部は郊外と比べて人が多く、静かに暮らすことができないという面もあります。ただ、タワーマンションの上層階であれば、騒音もそんなには気にならないでしょう。
人が多いのも、ウィークデーはたしかにオフィス街は人が多いですが、逆に週末は静かになるという面もあります。
北浜ミッドタワーの前の土佐堀通りです。休日ということで車の通リが少ないです。
都心居住のデメリットは、物価が高いという点もあります。ただ北浜周辺に限っては、ライフなどのスーパーが数店舗あり、郊外と比べてそれほど高くないです。
都心部も今後人がどんどん住むことで、郊外に立地するようなスーパーがどんどん進出をするのではないかと思われます。
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