新大阪といえば、東海道山陽新幹線の起点ともなる大阪の玄関口です。

 

昔はお世辞にもそんな感じが新大阪周辺には見られませんでした。今はあるかわかりませんが、駅から徒歩5分もかかからない場所のビルの合間に畑がありましたから!

 

新大阪にある大阪拠点に出張に訪れ、新大阪だけで滞在が終って、「大阪って都市が小さいですね」と漏らすビジネスマンの声も聞いたことがあります。

 

そんな新大阪ですが徐々に変化が見られてきて、現在は玄関口らしく空前のホテル建設ラッシュになっています。

 

新大阪駅の南西の新御堂筋沿いには、狭い土地におそろしいほど細長い「ペンシル型」の超高層タワーホテルが建設されます。

 

今後新大阪周辺はリニア開通もあることから、再開発の機運が高まっていますが、超高層化も進むのでしょうか?

 

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大阪に集中出店を計画するWBFホテル

 

新大阪駅の南西はオフィスと住居が混在するエリアです。

 

東海道山陽新幹線が停車する大阪の玄関口としては、ちょっとさびしい雰囲気が漂うエリアですが最近はホテルの建設ラッシュが進んでいます。

 

その一つが「WBF新大阪ホテル」。

 

ちょっと聞き慣れないホテル名だなという印象を持つかもしれませんが、「株式会社ホワイト・ベアーファミリー」が計画するホテルです。

 

スキーツアーなんかが有名な会社ですが、特に大阪に集中的にホテル建設を行おうとしています。

 

新大阪のホテル以外にもこんなに。

 

  • シェルネルなんば
  • ホテルWBF淀屋橋南
  • ホテルWBFなんば稲荷
  • ホテルWBFアートステイなんば
  • ホテルWBFなんば元町
  • ホテルWBF心斎橋(2018.1.12開業)
  • ホテルWBF北浜(2018.4.1開業)
  • ホテルWBF北船場WEST(2018.5.1開業)
  • ホテルWBF本町(2018.6.7開業)
  • ホテルWBF北船場EAST(2018.6.8開業)
  • ホテルWBFなんばえびす(2018.9月開業)
  • ホテルWBFなんば日本橋(2018.10月開業)
  • パームガーデン舞洲byWBF

 

 

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地上32階建てのホテル建設の驚きの敷地面積

 

WBF新大阪ホテル」は、知名度はあまり高くありませんが、ビル自体はとてもインパクトがあります。

 

地上32階建て、高さが約105mの超高層タワーホテル。

 

これだけですと、最近では特にそれほど目新しくはないのですが、驚きなのはその敷地面積です。

 

敷地面積がたった約911㎡しかありません。

 

高さが100mを超えるビルにすればおそろしいほど狭小な敷地ですが、そんな狭い敷地ですから出来上がるビルも細長いいわゆる「ペンシル型」のビルになります。

 

香港ではよく見かけるこんな感じのビルです。

 

 

地震が多く、規制も厳しい日本には珍しい“極細ビル”ですが、規制緩和によって今後は数が増えていくかもしれません。

 

WBF新大阪ホテル」現在の建設の様子

 

狭小の土地に100mを超えるペンシル型の極細の超高層タワー「WBF新大阪ホテル」の5月中旬現在の現地の様子です。

 

まずは注目の建設計画です。敷地面積に対する100mを超える高さが目を引きます。

 

 

 

配置図を切り取ってみました。かなりいびつな土地の形状に立つホテルです。ホテルのエントランスは新御堂筋沿いになるものと思われます。

 

 

ホテルの外観イメージです。かなりの極細の様子がわかります。

 

南西からの様子です。ここに高さ100mを超えるビルが出来るわけですが、周辺にはあまり高いビルがないのでその細さとともに目立った存在になりそうです。

 

 

南東からの様子。周辺では中層のビルが目立つ地域なことがわかると思います。

 

 

こちらは少し前にオープンしたばかりのアパホテル新大阪駅南です。徒歩で1分もかからない場所にあります。

 

 

周辺では新築のホテル建設が他にも行われており、まさにホテル建設ラッシュのような状況になっています。

 

 

新大阪周辺の超高層化は?

 

新大阪駅周辺は東海道山陽新幹線の停車駅という立地を考えると、少しあか抜けない雰囲気が漂う場所も多く見られます。

 

鉄鋼や建設などの企業や団体で構成される日本プロジェクト産業協議会が新大阪周辺の再開発を求める提言を発表しています。

 

 

東海道山陽新幹線だけでなく、リニア中央新幹線の駅も新大阪に建設され、さらになにわ筋線の建設計画や阪急が新大阪と十三を結ぶ路線の計画もあり、新大阪は交通の要所としてますますその地位が高くなります。

 

そんな便利な新大阪ですから、再開発の機運が高まるのも当然だと思うのですが、新大阪に超高層ビルが林立する姿が将来見られるのでしょうか?

 

ただ新大阪には超高層化に関しては、伊丹空港の着陸経路にあたるため、高さ制限がかかるため超高層ビルの建設も大きな制約があります。

 

それ以上に新大阪の開発が遅れている原因のひとつが、昔から大阪にあった「川を超えたら」という意識もあるのではないかと思われます。

 

大阪は梅田~ミナミにあたる地域が都心で、そこから川を超えることでガラッと資産価値や家賃も下がるという状況があります。

 

つまり、北や西は淀川、東は大川を超えると西淀川区、淀川区、東淀川区、都島区、城東区など都心からガラッと街の雰囲気も周辺の家賃相場も変わってきます。

 

川を渡るといっても、なにも船を使うわけでもないし、新大阪は特に大阪の玄関口となりますし、大阪駅まで1駅で大阪メトロ御堂筋線でキタとミナミに直通。

 

伊丹空港までのリムジンバスもあり交通の便利さを考えると、新大阪の利便性はとても高いです。

 

東京の企業が好んで新大阪に拠点を儲けるのもうなずけるし、外国人がその利便性の高さに注目してくるでしょう。

 

今後は新大阪の周辺がガラッと変わる可能性があり、超高層できるギリギリまでの高さのビルが続々建設されることもあり得ることでしょう。