大阪は相変わらずホテル建設ラッシュが続いていますが、建設されている場所は広範囲に広がっています。
訪日外国人旅行者の増大がホテル建設が増えている要因になりますが、外国人に人気のミナミだけでなく本町周辺もたくさんホテルが建設されています。
例えばこちらのアパホテル。御堂筋線本町駅からすぐの場所で建設されようとしています。
アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉の現場を見て 2017年上半期大阪ですでにこんなにホテルが開業していることに驚いた
このアパホテル建設現場のすぐ近くでは、「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」のが建設されようとしています。
「ホテルユニゾ」は淀屋橋にもあるホテルチェーンでなかなか評判の高いホテルですが、「ユニゾインエクスプレス」というブランド名は聞き慣れません。
どれくらいのランクのどんなホテルが完成するのか気になるところです。
(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町の場所
「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」ですが、周辺では再開発が盛んに行われているエリアで都市生活ラボでも以前こんなタワーマンションの建設状況を紹介しています。
「ブランズタワー御堂筋本町」はすでに竣工をし生活の場となっていますが、「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」の建設地もこのタワーマンションからすぐ近くの立地になります。
「ブランズタワー御堂筋本町」が本町駅直結ということなので、大阪の大動脈で便利な本町駅からも徒歩ですぐの立地にホテルは建設されることになります。
こちらが「ブランズタワー御堂筋本町」の脇にある最寄りの地下鉄本町駅の新しい出口になります。民営化された大阪メトロのロゴマークが初々しいです。
「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」ができる場所は地図の赤色部分の北西部分の一部になります。
赤い四角の隣がブランズタワーになりますので、どれくらい駅から近いかも理解してもらえると思います。
(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町の現在の様子
「「(仮称)ユニゾインエクスプレス大阪南本町」の4月上旬現在の様子です。
建築計画です。工事着手予定が4月下旬になっていますので、間もなく本格的な工事が開始されます。
建物の規模は地上29階建て高さが約89m、延べ面積が約9719㎡なのでビジネスホテル単体としてはかなりの大きさになります。
北立面図を拡大しました。どんな感じのホテルができるかのイメージがわきます。
南西側からの様子です。
こちらは西側から見た様子です。
さらに北側からの様子です。
近くにはこのように阪神高速道路の高架道などが入り乱れる光景があります。有名な阿波座ほどではないですが、なかなかのものです。
ランクはどれくらいのホテル?
「ユニゾインエクスプレス」というホテルブランドになりますが、あまり聞き慣れませんね。
ホテルユニゾは全国展開をしておりビジネスマンを中心に人気のホテルです。
ホテルユニゾはビジネスホテルのランクとしてはスーパーホテルや東横イン、アパホテルなどと比べるとややアッパークラスになるという位置づけです。
浴槽などはやや広めになっていますので、大浴場がなくてもそれなりにゆったりと入浴することができます。
では「ユニゾインエクスプレス」はどうなのでしょうか?
「ユニゾインエクスプレス」ブランドとしては現在全国では盛岡に1軒ですが、新オープンを迎えようとしています。
「ユニゾインエクスプレス盛岡」間もなく開業 コスパ重視で利便性高く https://t.co/MgTETp7SIl pic.twitter.com/JQFrBPAWVs
— モリオカン (@moriokan) March 28, 2018
同じ赤をイメージカラーとしている点で、かつてはエアアジア系のチェーンホテルでもあった格安ホテルのレッド・プラネットホテルをイメージしてしまいました。
名古屋の錦にあるレッドプラネットホテル
エアアジア系のチューンホテルから分離独立したホテルチェーンです。(本社ケイマン諸島?)
宿泊料金はフィリピン・マニラより少し高い程度なのでアジア人も驚くはず。
※バスタブなし、シャワーのみ#名古屋#レッドプラネットホテル pic.twitter.com/FD1YoWIewx
— NGT48遠征ファン (@ngt48enseifan) February 28, 2018
ユニゾホールディングス株式会社のホームページでも、
ホテルユニゾは、「利便性・機能性に加えて高水準の快適性を提供する、ハイグレードな ビジネスホテル」という位置づけ。
ユニゾインは、「ホテルとしての快適性とコストパフォーマンスを両立させた、スタンダードなビジネスホテル」で一般的なビジネスホテルをイメージします。
そしてユニゾインエクスプレスは、「ホテルに求められる機能を厳選し、コストパフォーマンスに こだわった、エコノミーなビジネスホテル」です。
最低限の機能だけでそれよりも値段の安さにこだわったホテルというグループ内の位置づけですね。
レッド・プラネットホテルほどエコノミーというほどではないですが、格安ビジネスホテルとガチンコ勝負ができる価格帯のホテルということになりそうです。
最近は大阪はホテル不足のため宿泊費が高めになりがちですが、このようなホテルは出張サラリーマンの救世主になるかもしれませんね。