東京駅丸の内駅前広場が明日2017年12月7日にいよいよ全面完成し供用開始となります。

 

2014年から工事が開始され当初はもう少し早く全面完成の予定でしたが、地中の埋設物を処理するためなどで全面供用が少し遅れ一部のみの供用だけでした。

丸の内駅前広場の一部が共用開始 日本の駅前広場の特徴とは?

 

東京駅に広がる広大な駅前広場は、煉瓦造りの丸の内駅舎とともに良い景観をつくりだすことになります。

 

さらに全面供用を開始することで、実際に歩いたり、交通機関が出入りするなど利便性も向上します。

 

新しい丸の内駅前広場を見て、その変化に注目をしてみました。

 

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丸の内駅前広場が全面供用開始へ

 

東京駅前に巨大な駅前広場が2017年12月7日から全面供用開始されます。

 

駅前広場はこのように変わります。

出典 東日本旅客鉄道株式会社

 

また外観のイメージはこのようになります。

出典 東日本旅客鉄道株式会社

 

注目は駅前広場中央に広がる広さ約6,500㎡にもおよぶ「丸の内中央広場」。

 

これだけの広い空間を歩行者等が利用するスペースにしたことは評価されますが、デザインの関係もあるかもしれませんが、まだ車や交通機関のためのスペースが若干広すぎるかなという印象はあります。

 

丸の内駅前広場の全面供用開始直前の様子です。

 

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丸の内の駅前の変化に注目

 

丸の内駅前広場の大きな特長に中央広場に広い芝生を設けたところです。

 

こんな感じで人が通る中央の通路を挟むように南北に芝生を設けています。

 

ここで少し気になるのが芝生への立ち入りができるかどうか。なかなか広いのでここでくつろぎたいという気持ちになる人もいるでしょう。

 

これだけの広さの芝生ですからなおさらですね。

 

芝生への立ち入りは?

 

芝生スペースの扱いですが、JR東日本や東京都からは、特別何もアナウンスがありませんが、おそらくは立ち入りが禁止されるのではないかと思われます。

 

仮に立ち入りが将来可能になるとしても、芝生が十分に育つまでは少なくとも立ち入りが禁止になると思われます。

 

駅前広場の芝生に関しては、姫路駅の芝生が悲しいことにほぼ全滅したような事例もあります。

 

姫路駅北駅前広場の整備 「芝生広場」の芝生がほぼ全滅 対処方法を考えてみました!

陽は西から昇る! 関西のプロジェクト探訪

 

芝生の立ち入りについてはかなり賛否が分かれます。

 

せっかくの芝生ですから憩いの場として開放すべきという意見もあるでしょう。

 

ただ、首都の顔としての側面を重視すれば、ただでさえ人の多い東京駅ですから、ここにあまり人が集まりすぎるのは良くないという意見もあるでしょう。

 

人が多すぎて姫路駅前のようになれば、それこそせっかくの芝生が台無しです。

 

JR東日本や東京都はどのように扱うですが、おそらく特に訪日外国人旅行者などのたまり場になることを恐れて立ち入れないようにするのではないでしょうか。

 

欧米人は芝生でくつろぐことが大好きですし、中国の駅前広場などは人のたまり場になっていますから。

 

駅前広場に新しい出口

 

丸の内駅前広場の南側交通広場に新しい出口ができています。

 

この小さな建造物が出口になります。ちょうど丸ビルの向かいになります。

 

丸の内の地下の案内板にも変化

 

駅前広場の完成の他にも丸の内に変化が見られます。

 

丸の内の地下ですが、出口や各方面へ向かう案内板が色分けされています。

 

こちらは八重洲方面へ向かう緑の案内板。緑はJRをイメージするものでしょうか。

 

こちらは大手町方面へ向かう青の案内板。青は東西線をイメージしてのことでしょうか。

 

こちらは皇居方面の紫の案内板。紫はなぜ?という感じがあります。丸の内線へ向かうのなら赤でも良いような気もしますが。

 

これには、聖徳太子の定めた冠位十二階が関係しているのではないかと思われます。

 

つまり、冠位十二階では、位の高い順に、紫、青、赤、黄、白、黒の色が二つずつ定められていました。

そして紫は最上位の色で、「禁色」として庶民には許されていなかった色で、まさに貴賓のある皇室をあらわす最適な色ともいえるからです。

 

設計者に確認したわけではないですが、都市生活ラボの予想としてですが。

 

これも一種のユニバーサルデザインともいえなくもないですが、万人に通用するかというとちょっと前提知識が必要なのでやや苦しいです。

ユニバーサルデザインとはどんなもの? 7原則や商品例を紹介

 

ただ利用者のために利用しやすくしようという試みは評価できます。

 

今後丸の内駅前広場や丸の内自体がどのように変わっていくのか、その変化が楽しみです。