神宮外苑の三井不動産のホテル建設計画が新国立競技場の建設で影に隠れて進行中です。

 

東京オリンピックを契機に新国立競技場が建設されることで、周辺の再開発が活気づいています。

 

新国立競技場と目と鼻の先にあるこちらのでも、再開発によってトリプルタワーが現れることになっています。

移転改築された三代目日本青年館 将来は周辺ビルとトリプルタワーに

 

神宮外苑周辺は景観保護のため厳しい規制があり、再開発が難しい場所でした。

 

しかし、新国立競技場の建設が突破口となり、その後次々と雪崩のように再開発が進められようとしてます。

 

神宮外苑にはフットサルコートやアイススケートリンクがある建物がありますが、その場所辺りに三井不動産がホテルを建設することになっています。

 

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三井不動産の神宮外苑ホテル計画

 

三井不動産が神宮外苑にホテルを建設する「(仮称)神宮外苑ホテル計画」が進行中です。

 

こちらが完成イメージです。

出典 新宿区

 

神宮外苑には厳しい高さ規制がありますので、建物自体の高さは計画では50mとそれほど高さはありません。

 

それでも、「スポーツクラスター」を掲げ運動施設の集積を目指す新国立競技場周辺に「なぜホテルが建設?」として、住民と行政の間で軋轢はあったようです。

 

膨張続ける神宮外苑再開発利権 明治神宮と三井不がホテル計画

週刊エコノミスト

 

そんな三井不動産のホテル建設計画ですが、完成イメージの手前に見えるのが新国立競技場で、まさにスタジアムが目の前という好立地です。

 

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計画の場所

 

ホテル計画の場所をもっと詳細に紹介をします。こちらが位置図。

出典 新宿区

 

新国立競技場の目の前にあることがなおわかると思います。

 

さらに神宮外苑の中心的な建物でもある国の重要文化財でもある「聖徳記念絵画館」が目の前です。

 

聖徳記念絵画館に関しては、かつて大久保3丁目の超高層ビル建設で景観問題が取り沙汰されましたが、今回のホテル建設計画は新たな火種になっています。

 

計画区域の拡大図です。現在ある建物を壊し新たにホテルを建設するわけですが、アイススケート場は残りますが、フットサル場はなくなることになりそうです。

出典 新宿区

 

現在の様子

 

三井不動産の神宮外苑ホテル建設計画の状況を確認しに現地へ行ってみました。

 

建設計画の場所にある現在の建物です。水平の白い屋根がアイススケート場になります。

 

アイススケート場の宣伝です。現在は年中無休で営業をしており、周辺の住民を中心に親しまれています。

 

解体工事のお知らせです。解体工事は1期と2期に分かれており、1期で解体した部分にホテルを建設し、ホテルの外観が出来上がる頃に2期の解体工事が始まります。

 

建物の一部であるフットサルコート部分の取り壊しが始まっていることがわかります。

 

建築計画のお知らせも掲示されています。ホテルの建設着工は来年1月。完了は2019年の6月です。その後アイススケート場を解体して、新たなスケートリンクをオリンピックまでに作る計画でしょうか。

 

目の前の新国立競技場の建設現場です。

 

新国立競技場に関しては、オリンピック後の利用に関してその採算性が疑問視をされていますが、最近では旧国立競技場の改修で良かったのではないかという意見も多くなっています。

新国立競技場の進み具合 五輪後の球技専用を有名スタジアムと比較してみた

 

超御三家のホテル建設が加速

 

日本の高級ホテルといえば、「御三家」つまり帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニが長らくそのトップに君臨をしていました。

 

ただ、外資系のラグジュアリーホテルの進出によって「新御三家」つまり、フォーシーズンズホテル椿山荘 東京(撤退)、パークハイアット東京、ウェスティンホテル東京が現れます。

 

さらに最近では外資系の進出が盛んでマンダリンオリエンタル東京、ザ・リッツカールトン東京
ザ・ペニンシュラ東京という「新々御三家」も登場してホテル業界の序列の変化が見られます。

 

さらにさらに現在は「“超”御三家」とでもいうべき新たなビッグ3が誕生しています。

 

ホテル「超御三家」とは?

 

新たなビッグ3は、外資系高級ホテルでもなく意外な面々が並びます。

 

そのひとつが外資系ホテルと手を組み成長するデベロッパーの「森トラスト」

森トラストが米最高級ホテルを誘致 日本への5つ星ホテル進出が加速する

 

そして、大阪西成区の新今宮のホテル建設では世間を合っといわせた「星野リゾート」。

星野リゾート新ホテルブランドを立ち上げ 新今宮駅前も「OMO(オモ)」で展開

 

星野リゾートはかつては旅館の再生が得意という感じでしたが、その後リゾートホテルの運営、さらにシティホテルへと進出を広げています。

 

そしてさらに神宮外苑ホテル建設をする三井不動産です。

都市に関わる会社案内 「三井不動産」 総合ディベロッパーのトップ企業

三井不動産といえば、オフィスビルなどのデベロッパーのイメージが強いですが、最近ではホテル建設も同社の事業の柱と位置づけています。

 

その三井不動産が明治神宮から土地を借りる定期借地契約でホテルを建設することになります。

 

宗教法人の土地を借り、景観規制も厳しいこのいわば聖地のような場所でホテルを建設することを進める三井不動産の勢いを感じます。