大井町駅には住友不動産の「シティタワー大井町」の工事が行われています。
大井町は昭和の雰囲気も残しつつ便利な立地で人気が上昇中です。
大井町は品川から一駅だし、新橋・有楽町・東京などへは京浜東北線で一本で行けますし、東急やりんかい線も使うと行動範囲の幅が広がります。
都心で便利なのは良いのですが、都心生活ではちょっと不満も持つ人もいます。特に今まで郊外生活に慣れている人や子育て世代にとっては無理がないかもしれません。
ただ、シティタワー大井町なら都心でありながら、郊外の良さもミックスできるような生活を送れるでしょう。
シティタワー大井町はこんなマンション
大井町に建設されるタワーマンション「シティタワー大井町」ですが、そのクオリティや立地はどうなのでしょうか?都市生活ラボが感じた良い点などを紹介をします。
まず外観の完成イメージ。なかなか高級感がありますね。
ただ、羽田空港からも近く、建築物の高さ制限があるためか高さは100mを切り、約97m。
眺望を考えるとあまり期待ができないかなという感じです。
タワーマンションとして眺望は少し残念ですが、建物がゆとりを持って建てられていることは良い点です。
こちらがランドプランのイメージ。
空地率55%で敷地内の緑の多さはまるで郊外型のマンションのようです。
空地率が高い郊外のマンションでも、その多くは緑ではなく駐車場という場合も珍しくありません。
でも、シティタワー大井町の場合は駐車場がタワーパーキングで敷地にたっぷり緑の潤いがあることがわかります。
敷地内のフォレストパークはなんと1,000㎡もありとても贅沢な空間です。
都心の商業地に建つようなタワーマンションだと、建ぺい率の制限ギリギリで建設される場合が多いのでこの緑の多さは魅力です。
敷地の広いのは良いのですが、必ずしも良いことばかりではありません。
シティタワー大井町の敷地面積が約6,000㎡ですが、敷地の大きいマンションでエントランスと反対方向に行く場合、ぐるっと回り道をして面倒なときがあります。
しかし、シティタワー大井町はエントランスが東西2つあるので不便さが解消されます。
ちょっとした気配りのある建築ですが、うれしい点です。
都心のマンションなのに生活のしやすさも
都心で住むことで便利になる反面不便になることもあります。
山手線内やブランド地区に立地するマンションなどは、近隣に庶民が使うような大型スーパーなどが乏しい場合があります。
あるのはちょっとお高い高級スーパーだけだとか(^_^;)
高級スーパーも価格なりのもちろん魅力があるのですが、日々の食材の買い物はできるだけリーズナブルにしたいところです。
シティタワー大井町周辺では、大井町駅前を中心にこんなに商業施設が集積をしています。
節約したいときは西友を使って、イトーヨーカドーは普段使いで、ちょっとリッチにいきたい時は阪急を使い、贅沢するならアトレに成城石井もあります。
その他LABIやアトレなどがあり、都心の駅周辺というよりも郊外の駅のようなイメージもあります。
場所によっては自転車通勤も十分可能な都心で楽々な通勤を実現しながら、郊外型のコスパの良い生活も送れるのが大井町で住む良さでもあります。
現在の工事の様子
シティタワー大井町の現在の様子を見に現地まで行ってみました。
工事現場にはこのようにマンションの完成イメージも掲げられています。
南からの様子。東横インが見えますが、大井町駅周辺はビジネスホテルもいくつかあります。
ビジネスホテルがあると、近年は訪日外国人旅行者も宿泊するので気になる人もいるでしょうか。
ただ、大井町には旅行者が見るべきものがあまりないため、宿泊だけでになる人がほとんど。
したがってマンション周辺ではそれほど旅行者は気にならないでしょう。
東側は狭い路地になっています。車が通らないという面では静かで良いですが、もう少し広いほうが良いですね。
シティタワー大井町ですと、港区なども近いですが、港区のタワーマンションと比べると、日々の生活はグ~ンとしやすくなる印象です。
例えばこちらのマンションなんかと比べると販売価格もかなり違いますし、周辺の環境もずいぶんと変わります。
こっちのほうが確かに素敵なマンションではありますが、シティタワー大井町が勝る面もあります。