日本は少子高齢化により子どもの数が減っています。

 

子どもが減るということは、学校の数が今までよりも必要がなくなり、学校の統廃合が進んでいます。

 

こちらのタワーマンションも元々は小学校が建っていて、学校の統廃合によって生まれた敷地が再開発されました。

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さらに老朽化によって校舎を取り壊したり、耐震補強が必要だったりで、学校校舎の跡地利用や保存再生する動きが出てきています。

 

京都市の繁華街四条河原町から徒歩ですぐの立地にある元立誠小学校の跡地も再開発で生まれ変わろうとしています。

 

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「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」が始動

 

元京都市立立誠小学校は明治2年に開校をしたという歴史ある学校でしたが、平成5年に閉校となりました。

 

学校閉校後は、都心部にある立地を生かした跡地利用を模索されていました。

 

京都市では広く民間事業者に跡地利用の活用について募集し、今年3月にヒューリック株式会社の提案が採用され「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」は動き出すことになります。

 

ヒューリック株式会社とは?

 

立誠小学校跡地活用を推進する事になったヒューリック株式会社ですが、主に都心部にオフィスビルなどを保有するデベロッパーです。

 

近年では国や自治体の保有する公的資源を効率的に活用するPPP(Public Private Partnership)事業にも力を入れています。

 

ただ、從來は自治体などの土地を定期借地契約を結び、そこにオフィスビルなどを建設するのが主な手法でした。

 

今回の「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」は近代建築の小学校校舎を利用することは、同社にとっては新たな挑戦ともいえます。

 

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プロジェクトの場所を確認

 

「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」の場所を確認しておきましょう。

出典 京都市

 

四条通と三条通の間でやや四条よりです。河原町通からもすぐで高瀬川沿いの立地になります。

 

大通りには面してはいませんが、商業施設の立地としては京都でもかなりの良い場所に位置づけられそうです。

 

木屋町通に面して高瀬川沿いにあり、京都らしい風情のある場所なので観光を考えると立地は最高な場所ともいえます。

 

「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」の完成イメージ

 

「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」の完成イメージを見てみます。

 

まずは全体イメージ。校舎と校庭を上手に生かした再開発になります。西側にはホテルなどが入る商業施設が併設されることになります。

出典 京都市

 

より分かりやすい施設の配置図です。どのようなものが整備されるかが確認できます。

出典 京都市

 

「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」は、

  • 地域活動の場となる「立誠小コミュニティスクエア」
  • 文化事業で活躍する「立誠ホール」
  • 大型イベントにも対応する「立誠ガーデン」

 

という3つの主な施設を整備する複合再開発です。

 

さらに図書館や商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)などが施設内に入居する予定で、市民から観光客まで楽しむことができる空間になりそうです。

 

このような素敵な展望レストランもできる予定です。高いビルのない京都で、鴨川にも近い立地ですから景色は良さそうです。

出典 京都市

 

現地の様子

 

気になる「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」がどのようなものになるのか、現地に行ってきました。

 

元立誠小学校の正面です。この日はイベントが行われていて内部に入ることもできました。

 

 

校舎の内部です。今はまだちょっと老朽化した施設という感じですが、近代建築を生かしてどのように変化するのかは興味深いです。

 

こちらは今でもなかなか雰囲気が良いですね。

 

立誠小学校跡地は日本映画発祥の地でもあります。

 

グラウンドと校舎。このグラウンドには立誠ガーデンが整備されることになります。

 

こちらには立誠ガーデンのゲートが設けられる予定です。小学校跡地という地域の財産を上手く活用する好例となる予感がします。

 

近代建築を活用した商業施設といえば、先週10月19日オープンをしたこちらの施設も話題になっています。

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立誠小学校の跡地活用は素朴な小学校の校舎を利用することで、特に日本人から評価をされ集客力のあるものになるのではないでしょうか。