ブランズタワーは東急不動産のマンションブランド、ウェリスはNTT都市開発のマンションブランドです。
ともに知名度が高く定評のあるマンションブランドです。この、両ブランドのブランド名を合わせ持つマンションが心斎橋という便利な場所に道を挟んで2つ並ぼうとしています。
心斎橋というと最近マスコミでも良く話題になるのが、訪日外国人旅行者が大挙して訪れる様子。
彼らから高く支持される心斎橋にはどのような魅力があり、また住むものにとってどのような魅力があるのでしょうか?
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心斎橋に兄弟のように並び建つタワーマンション
地下鉄堺筋線長堀橋駅徒歩1分の好立地に道を挟みますが、2つのタワーマンションが並びたつ光景が見られます。
ひとつはすでに竣工し、中古の物件も見られる「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」。
もうひとつが今年12月に入居が開始される「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」です。
ブランズタワーといえば、東急不動産のマンションブランドで数々の人気のマンションを分譲しています。
ブランズタワー○○という名称が通常ですが、心斎橋の紹介するマンションは「ウェリス」という名称がさらについています。
「ウェリス」は、NTT都市開発のマンションブランドです。ようするに「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」は、東急不動産とNTT都市開発が共同で手がけるタワーマンション。
なお最寄駅は長堀橋駅になりますが、心斎橋駅にも徒歩7分で行ける便利な立地です。
ですから、心斎橋を名乗っても他人から「そこは心斎橋とはいわないのでは?」というツッコミが入りにくい場所でもあります。
「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」の現地の様子
「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」は今年12月に入居が可能になりますので、外観はほぼ竣工に近づいてきています。
すでにほぼ完売済ということなので、今後は賃貸や中古でどのような物件が出てくるのか、注目を集めることになるでしょう。
長堀通りから撮影。手前がNORTHで奥がSOUTHになります。
マンションは南北を走る堺筋に面していますが、東西を走る長堀通には少しだけ離れています。
こちらは「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」の様子。
こちらは看板。まだ高層階の一部の物件が販売されているようですが、竣工までもう少しあるので竣工時までには全戸完売もありそうです。
違う角度からもう少しアップ目で。
付近は「鰻谷」と呼ばれるエリアで心斎橋よりぐっと落ち着いた街の雰囲気になります。
2つの兄弟タワーマンションを見上げてみました。
建築計画です。敷地面積が1,500㎡にも満たないのでそれほど高い物件を建てることはできません。それでも100mほどあります。
訪日外国人に支持される心斎橋
大阪で最も外国人が多く訪れる場所は、心斎橋や難波などのミナミです。
日本人にとっては、ミナミよりキタのほうが都会的で多くの人を集客しますが、外国人に人気なのはキタよりミナミです。
心斎橋も外国人比率が高く、街中で多くの外国人を目にします。ではなぜ心斎橋は多くの外国人が訪れるのでしょうか?
その理由のひとつとして、外国人の目から心斎橋はこのように映る場合もあるようです。
「心斎橋は魔界だ!」中国人が最も用心する理由とは
李さん一家の「はじめての日本」~大阪でショッピングの巻
「心斎橋は魔界」。それはあやしい街というわけではなく、心斎橋だけで中国人の欲しいものがすべて買えるというのがその理由。
東京では銀座、渋谷、新宿、池袋、青山、秋葉原など見る場所やショッピングをする場所が分散しているので、場所を変えることで冷静に買い物をすることができる。
しかし、心斎橋は狭いエリアにいろんな街の魅力が凝縮しており、一種の興奮状態になり無駄な買い物をしてししまうことになるそう。
訪日外国人旅行者の中でも最大のお得意様の中国人旅行者への対応もしっかりとしており、中国人を気分良くショッピングさせてくれる雰囲気があるのも気に入られる理由かもしれません。
また、中国人に限らず世界各国から様々な人種であふれているのも、最近のミナミや心斎橋です。
庶民から富裕層までその欲望を満たす心斎橋
中国人に欲しいものがすべて買える“魔界”とまでいわれる心斎橋の魅力は、庶民から富裕層までその欲望を満たすことができる多様性です。
例えば心斎橋は銀座のように高級ブランド店が立ち並ぶ町並みが見られます。
御堂筋の本町の南側から心斎橋を越えて道頓堀川手前迄新町交差点を中心に高級ブランドが密集しています。ルイヴィトン、カルチェ、オメガ、スワロフスキー、向かいにロレックス等々日本で一番多くあります! pic.twitter.com/4Qp9wLMSCX
— qrmmakoto (@egasuasniffumc1) April 4, 2015
大丸百貨店の心斎橋本店もありますし、難波まで行けば高島屋本店もあり年配の方々や保守的な方々のお買い物にも対応します。
若者に人気のアメリカ村や堀江も心斎橋から徒歩圏内だし、ラウンドワンも2軒ありますし、若者のニーズにも対応。
銀座など東京の富裕層が集まる場所では、庶民的なスーパーなどはありませんが、マンションから徒歩でイオン系の「KOHYO」というスーパーもあります。
さらにあの有名なスーパー玉出も近隣にあります。
スーパー玉出ってネットの都市伝説だと思ってた pic.twitter.com/F9RFVtSFLo
— #鈴木 (@zuutqc) August 31, 2017
外国人に支持される心斎橋ですが、住む人にとっても多様性がありとても便利です。街を歩く楽しさもあり都心生活を満喫できます。