現在札幌の中心エリアで大きな再開発が行われています。

 

名称は「さっぽろ創世スクエア」で、オフィスや放送局などの民間施設を含む再開発ビルです。

 

このビッグプロジェクトですが、もともとこの再開発の事業は、「札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発」と呼ばれています。

 

札幌に住み慣れていない者にとっては、ちょっと不慣れな数字が並びますが、札幌の独特な住居表示でもあります。

 

札幌の住居表示を理解すると観光など街歩きをするのも便利だし、再開発事業と合わせて調査をしてみました。

 

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「札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発」の概要

 

「札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発」は、札幌のまさに中心で行われている再開発事業です。

 

まず、読み方ですが「札幌創世1.1.1区」は、さっぽろそうせい“さんく”と読みます。

 

この名称は一般公募で命名されたのですが、次の3つの1丁目からなるエリアということが命名の理由です。

 

  • 大通り東1丁目
  • 大通り西1丁目
  • 北1条西1丁目

 

札幌の住居表示を理解する上で、とても重要な町名が並ぶのですが、住居表示の解説は後ほどすることにし、まずは再開発の詳細を紹介。

 

ちなみに“創世”については、この地が大通りと創成川が出会う場所であり、“創成”という響きを残しつつ、札幌の未来をここから創造しようという思いが込められています。

 

つまり、この再開発は、札幌のまさに“1丁目1番地”で行われるようなとても重要な再開発ということです。

 

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名称は「さっぽろ創世スクエア」に決定

 

札幌の重要な再開発である「札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発」ですが、名称は「さっぽろ創世スクエア」に決定しています。

 

まずは外観の完成イメージ。

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出典 札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発組合

 

地上28階建て、高さ124.25mの超高層ビルを含めたビックプロジェクトです。

 

超高層ビル棟には、地元テレビ局の北海道テレビ放送(HTB)が入居することが決定している他に、オフィステナントしてどのような会社が入居するのかが注目されます。

 

こちらは施設のイメージ図です。低層部分には札幌文化芸術劇場がつくられ、札幌の文化や芸術の発信拠点になります。

 

こちらは札幌文化芸術劇場の完成イメージ。かなり立派なホールができるので、コンサートや講演など幅広く利用されそうです。

 

「さっぽろ創世スクエア」の建設状況

 

「さっぽろ創世スクエア」の7月下旬の建設状況です。

 

再開発の表示看板。大成建設や地元建設会社を含めたジョイント・ベンチャーです。

 

建築計画。敷地面積が11,000㎡以上あり、かなりの広大なエリアになります。

 

この看板で、2018年に何かワクワクしたものが始まる予感をつくりだします。その時が待ち遠しいですね。

 

再開発現場から札幌のシンボルであるさっぽろテレビ塔が見えます。

 

大通り方面から撮影。超高層ビル部分も含めて外観はかなり出来上がっています。

 

札幌の住居表示に慣れる

 

札幌の住居表示は、一般的な日本の街の住居表示に慣れている者にとっては、ちょっと戸惑いがあるかもしれません。

 

「札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発」は、そんな札幌の住居表示に親しむための良い機会になります。

 

札幌市は、明治時代に開拓発展をしますが、その建設は京都を参考に構想されました。

 

京都を参考にですがから、つまり碁盤の目のような都市づくりです。つまり、札幌の中心部は京都のように碁盤の目のように規則正しくつくられたわけです。

 

再開発事業の名称でもある「北1西1地区」ですが、札幌の住居表示となる起点から北に1ブロック、西にワンブロック目ということになります。

 

札幌の道路の起点となるのがこちら「北海道里程元標」。

 

札幌の住居表示は、南北は大通公園、東西は創成川が境に分かれることになります。

 

1区間ずつ南北に動くことで「条」、東西に動けば「丁目」がそれぞれ1つずつ数字が変わることになります。

 

ちなみに京都でも「三条」や「四条」などが使われますが、京都は十条までですが、札幌は北が51条まで南は39条までと全部で90もの「条」があります。

 

再開発の「北1西1地区」は、大通りから北に1ブロック、創成川から西に1ブロックということになります。

 

札幌市のこの住居表示方法を覚えておくと、自分が何となくどの辺りにいるのかが地図がなくとも分かるようになります。

 

最近はスマホでグーグルマップを使えば、便利にどこに行くのかがわかりますが、札幌のように住居表示で街を理解できる場合は、大いに活用したいところです。