月島といえば、東京の下町情緒があふれる街というイメージを持つ人が多いでしょう。
月島は埋立地ですが、埋め立て当初は工場や商店などが目立つ場所でした。
ただその工場や商店などが時代とともに変わっていき、現在はタワーマンションも所々で見られるようになっています。
そんな月島に新たにタワーマンションの建設が始まっています。
有楽町線で銀座や有楽町などの都心へ、大江戸線に乗れば汐留や浜松町(大門)、六本木もほんの数分で行ける便利な立地。
そんな場所で、タワーマンションの優雅な生活と下町の生活を共存させることができます。
「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業」の概要
月島では現在「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業」として、超高層タワーマンションの建設が進められています。
計画地はここになります。月島駅まで徒歩で5分もかからない程度の立地でしょうか。車の往来が多い清澄通りから少し中へ入るので、わりと静かな場所です。
出典 東京都
タワーマンションの完成イメージはこちら。タワーマンションなどの高層建築物が増えてはいますが、やはり超高層建築物はまだ月島では目立つ存在です。
出典 東京都
計画の配置図です。約600㎡の広場も整備される予定です。
出典 東京都
現在の様子
「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業」の現在の様子です。
建築計画です。敷地面積は約5,683㎡。すごく広いわけではありませんが、用途地域や容積率の緩和によっては、十分超高層のタワーマンションが建設できる面積です。
パチンコ屋がどうも入居するようです。タワーマンションにパチンコ屋があるのは、あまり見たことがありませんがどうなのでしょうか?(^_^;)
地上32階建てで、高さは約122m。それほど高くはありませんが、この界隈はまだまだ高層建築物が少ないので、目立つ存在ではあるでしょう。
西側からの様子。月島駅の駅前のタワーマンションが向こうに見えます。
クレーンもありませんし、建設はまだまだこれからという感じです。
月島といえばもんじゃ
「月島といえばもんじゃ」というイメージがあるように、もんじゃ焼きが有名です。
この商店街は通称「もんじゃストリート」といわれています。多くのもんじゃ焼きのお店があり、観光客と思われる人もちらほらと見られます。
月島のもんじゃが食べたいの pic.twitter.com/zBHBN6f3Cc
— マスク (@Azumax0120) July 6, 2017
向こうに見えるのは、勝どき辺りの超高層タワーマンションでしょうかね。下町風の街とタワーマンションが混在しています。
月島でタワーマンションの生活と下町生活を共存
月島の魅力は、もんじゃストリートでも見られるように、下町でまだまだ昭和の雰囲気が残っているところです。
今も街中にこんな古い建物も残っています。マンションとの対比がギャップがあります。
細い路地は、古き良き時代の日本のよう。その先には高層建築物が見えます。
「フジマート」というローカルな食品スーパーもあります。
周囲は都心から近いにもかかわらず、静かな環境です。
タワーマンションに住んで優雅な暮らしをしながら、普段の買い物はローカルなスーパーでお買い得商品を購入。
休みの日には、サンダルを履いて近くにもんじゃ焼きを食べに行く、そんな生活も良いかもしれません。
「月島一丁目西仲通り地区第一種市街地再開発事業」でどのようなタワーマンションができ、その販売価格など気になりますね。