本町駅直結の場所に大阪でアパホテルで最大規模の「アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉の建設が進められています。
訪日外国人旅行者の急増によって、大阪は深刻な客室不足におちいっていますが、続々とホテル建設工事や建設計画が出てきています。
2017年上半期も調べてみると、すでにいつかのホテルが大阪で開業をしています。
さらに今後の建設ラッシュがまさに“インバウンドバブル”という状況です。
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アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉はこんなホテル
地下鉄御堂筋線本町駅直結のアクセス良好な場所で、「アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉」の建設は進められています。
御堂筋沿いで、御堂筋を渡ったすぐには「セントレジスホテル大阪」という大阪の最高級ホテルがあります。
完成イメージはこんな感じの超高層タワー。
出典 船場経済新聞
気になる高さは看板を除くとちょうど100m。看板を入れた最高部は約108mになります。
計画では地上32階で総客室数が約900室になり、大阪のアパホテルでは最大規模になる予定です。
2年後の2019年夏にオープン予定で、2020年のオリンピックには十分間に合うスケジュールです。
現地の現在の様子
6月中旬ぐらいの様子ですが、まだまだ工事はこれからという感じです。
ちなみに後ろに見えるのは、このタワーマンションです。
建築計画。
敷地面積が約1,222㎡に対して、容積率の対象面積が約14,485㎡です。
この辺りの容積率が1,000%ですから、容積率の緩和を受け、できる限り規模を大きくしたという感じでしょうか。
2017年上半期に大阪でこんなホテルが開業
大阪市内では現在ホテルの建設ラッシュが続いています。
建設中のものだけでなく、すでに今年上半期もこんなホテルが開業しています。
その中でも大阪で今年一番の話題となっているのはこのホテルでしょうか。
ヒルトンの最上級ブランド「コンラッド」が大阪に初進出。
コンラッド大阪
中之島フェスティバルタワー・ウエストの最上階に6月にオープンをしています。200m級のビルからの見事な眺めが素晴らしいです。
写真中央のビルが中之島フェスティバルタワー・ウエスト。
中之島も超高層化が進み、かなり変わってきました。
西日本初進出の「コンラッド大阪」、200メートルの高さから市街を一望 https://t.co/8DdTUX8V5j : Photo pic.twitter.com/lIzXSOs4oC
— MODE PRESS OFFICIAL (@MODEPRESS) June 15, 2017
アスティルホテル新大阪
阪急宝塚線三国駅から徒歩1分の新しいホテル。伊丹空港や新大阪駅へのアクセスは良いホテルです。今年1月にオープン。
ホテルのコンセプトは「また泊まりたくなるホテル」。
地上6階建てで全102室。露天風呂もあり、大浴場があるホテルは訪日外国人旅行者に好んで選ばれる傾向がありますので、三国という立地でも人気がでそうです。
アスティルグループ、阪急「三国」駅より徒歩約1分の新規ホテル「アスティルホテル新大阪」をオープン、露天風呂付男女別大浴場完備 大阪府大阪市 https://t.co/hcZcjKnFat … pic.twitter.com/OpcwtjWr0T
— 遊都総研PR (@yutosokenpr) January 23, 2017
東横INN大阪船場2
2月にオープンをした大阪府で22番目の東横インです。地上14階建てで総客室数は152室になります。
東横イン、「東横INN大阪船場2」をオープン https://t.co/ad3fbtznDn pic.twitter.com/nWOFzWqylA
— Hotel Info (@Jp_Hotel_info) February 12, 2017
最寄駅は地下鉄本町駅か心斎橋駅になります。駅からは少し歩きますが、心斎橋は訪日外国人旅行者の一番人気の場所です。
ホテルコルディア大阪
地下鉄四つ橋線肥後橋駅から徒歩1分に2月にオープンをしたのが、「ホテルコルディア大阪」です。
コンラッド大阪から徒歩ですぐの場所です。もともとチサンイン梅田があった場所に建てられました。客室数は83室です。
評判では、ちょっと豪華な朝食が美味しいようです。
ワキタ、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩約1分、旧「チサン イン 梅田」跡地に「ホテルコルディア大阪」をオープン 大阪府大阪市 https://t.co/Ft5ONWH1OU … pic.twitter.com/HRaGcT5HUY
— 遊都総研PR (@yutosokenpr) February 21, 2017
ホテルビューロー四天王寺
もともと賃貸マンションとして建築されたのですが、ホテルの認可をうけコンドミニアム型の長期滞在型のホテルとして運用されるようになりました。客室数は42室です。
大阪市天王寺区で長期滞在に対応したコンドミニアム型ホテル「ビューロー四天王寺ホテル」がオープン 大阪府大阪市 https://t.co/opJ7MqVgr8 … pic.twitter.com/zVAyREbrnV
— 遊都総研PR (@yutosokenpr) April 4, 2017
大阪では旺盛なホテル需要からマンションからホテルに転用する例がいくつか見られます。
ホテルコード心斎橋
外国人に人気のある心斎橋に新しくできたホテル。9階建てで客室数は82室です。阪神住建が手がける初のホテルになります。
2017年3月、大阪ミナミの繁華街の中心・心斎橋に「ホテルコード心斎橋」がオープン 大阪府大阪市 https://t.co/40D0afBlPk … pic.twitter.com/qAmGu96HkP
— 遊都総研PR (@yutosokenpr) April 1, 2017
最近では異業種や関連業種がホテル経営に乗り出すケースがけっこう見られます。
そして、5月には御堂筋本町に先立ち、アパホテルなんば駅東がオープン。客室数は380室になります。
アパホテル、地下鉄「なんば」駅など5駅9路線が利用可能な新規ホテル「アパホテルなんば駅東」を開業 大阪府大阪市 https://t.co/7tXW0feDtw … pic.twitter.com/vDyoEzxeF9
— 遊都総研PR (@yutosokenpr) May 4, 2017
その他にも大阪でいくつかのホテルが開業をしています。
ただ、今年に限っては圧倒的に東京など首都圏が多い感じです。オリンピックで需要が見込まれることもあり、投資が先行して進んでいます。
大阪は一方、どうも大阪の訪日外国人旅行者の増加に対して、当初は半信半疑のような見方がありました。
そんな見方の結果、ホテルの建設が遅れたのではないかと思われます。
ただ、訪日需要が一過性のものでなく、今後も続くと予想されると、現在のようなホテル建設ラッシュになっています。
大阪は今やたらとタワーマションとホテルの建設だけが目立ちますが、オフィスの建設も遅れているような気がします。
オフィスは大丈夫かと心配になります。
[…] アパホテル&リゾート〈御堂筋本町駅タワー〉の現場を見て 2017年上半期大阪ですでにこんなにホテルが開業していることに驚いた […]
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